四川オペラの「火噴き」が内江を熱くする 春節前の消費促進キャンペーン始動
中国本土・四川省の内江市で1月16日、四川オペラの「火噴き(吐火)」公演が観光客と地元住民の注目を集め、春節(旧正月)を前にした消費促進キャンペーンを盛り上げました。文化イベントを“見に行く理由”に変え、街のにぎわいと消費を同時に引き出そうとする動きが鮮明になっています。
会場は「范長江文化観光パーク」 公演が“買い物の入口”に
人々が集まったのは、内江の范長江文化観光パーク。四川オペラの火噴きパフォーマンスが披露され、キャンペーンの雰囲気を一気に祭りらしく彩りました。舞台の迫力が人の流れをつくり、その周辺で食や体験、買い物へと関心が広がる——そんな導線を意識した設計が読み取れます。
文化・観光・スポーツ・商業を“セット”で動かす施策
今回のキャンペーンは、文化の鑑賞だけで終わらせず、複数の要素を組み合わせて回遊を促すのが特徴です。発表された内容は次の通りです。
- スポーツ体験
- フードの試食・食の体験
- 文化ショー(公演)
- 消費バウチャー(消費券)
「見て楽しい」「体験して納得」「その場で使える後押し(消費券)」を同じ場でそろえることで、短時間でも行動につながりやすい構成になっています。
春節前に“健康・環境”も織り込む、いまどきの消費喚起
主催側は、グリーンで健康的なライフスタイルの促進も掲げています。単なる値引きやセール一辺倒ではなく、体験や文化イベントと組み合わせて「休日の過ごし方」ごと提案する形です。
春節前は人の移動や外食・買い物が増えやすい時期。そこに地域文化(四川オペラ)を前面に出すことで、観光の動機づけと、地域内での消費の受け皿づくりを同時に進める狙いがうかがえます。
“伝統芸能”は観光資源になるのか——問われるのは次の一手
火噴きのような分かりやすい見どころは、SNSで拡散しやすく、人を呼び込みやすい一方で、熱量を一過性に終わらせない工夫が重要になります。例えば、再訪の理由になる定期公演や、食・スポーツ体験との継続的な連携、消費券の使い道の多様さなどが、今後の手触りを左右しそうです。
文化を守ることと、生活の中で活かすこと。その接点をどう設計するかが、春節を前にした内江の取り組みの見どころになっています。
Reference(s):
Sichuan Opera sparks tourism and consumption boom in Neijiang
cgtn.com








