広州で「粤港澳大湾区ランタンフェス」開幕、伝統灯彩×VR・AIで夜が変わる video poster
2026年2月6日、広東省広州で「広東・香港・マカオ粤港澳大湾区ランタンフェスティバル」が開幕しました。全長2.5キロのメインルートと5つのテーマゾーンで、伝統的な灯彩(ランタン)とデジタル演出を組み合わせた“夜の体験”を打ち出している点が注目されています。
何が始まった? 会場は2.5kmルート×5ゾーン
会場の中心となるのは、歩いて巡れる全長2.5キロのメインルートです。ルート上には5つのテーマゾーンが設けられ、数百点にのぼるランタン作品が来場者を迎えます。
モチーフは、疾走する馬の造形や「市の花」を思わせる意匠など、土地の文化を感じるものから、デジタルな未来を想像させるSF風の表現まで幅広く、「伝統と革新」を同じ空間で見せる構成になっています。
ランタンだけじゃない:100超の屋台が集まる“中華風マーケット”
光の展示に加え、中華風のマーケットも併設され、100を超えるフードベンダーが集結。鑑賞の合間に食や買い物を挟める導線が用意され、家族連れやグループでも過ごしやすい設計です。
昼は儀礼とアウトドア、夜はミニ列車で没入型ライト体験
このフェスは「夜だけのイベント」にとどまりません。日中は文化的な儀礼の体験に加えて、アウトドアやキャンプといった過ごし方も提案されています。
一方、夜の主役は“移動しながら没入する”演出です。来場者はミニ列車に乗ってライトディスプレイの中を進み、VR(仮想現実)やAI(人工知能)、ホログラム投影を組み合わせた演出で、風景が切り替わるような体験が楽しめるとされています。
大型連休シーズンまでロングラン:5月まで約1000の催し
発表によると、祝日シーズンに合わせた祝祭や公演を含め、会期中のパフォーマンスや関連イベントは約1000にのぼり、5月まで続きます。2月7日現在、ちょうど開幕直後というタイミングで、今後の来場動向や演出の評判にも関心が集まりそうです。
“文化”と“技術”が同じ舞台に並ぶとき、何が起きるか
灯りは本来、祈りや季節の節目と結びついてきた表現です。そこにVRやAI、ホログラムといった技術が重なると、鑑賞は「見る」から「入り込む」へと少し質感を変えます。伝統を守ることと更新することは、必ずしも対立ではなく、同じ夜景の中で共存しうる——今回のフェスは、その可能性を空間で提示しているようにも見えます。
混雑状況や実施プログラムは日によって変わり得るため、訪問時は現地の案内に沿って安全に楽しむのがよさそうです。
Reference(s):
Festival of tradition and future: Greater Bay Area lights up
cgtn.com







