北カリフォルニアで豪雨と大雪 河川氾濫と土砂崩れ、シアトルも停電続く
今週の国際ニュースとして、米国西海岸の北カリフォルニアとシアトル周辺で、強い嵐による豪雨と大雪、停電が相次いでいます。道路冠水や土砂崩れが発生し、都市インフラが大きな影響を受けています。
北カリフォルニアで豪雨と大雪 河川氾濫と道路冠水
金曜日、北カリフォルニアの広い範囲で激しい雨が降り続き、一部では大雪にも見舞われました。豪雨の影響で小規模な土砂崩れが発生し、河川があふれて周辺の道路が冠水しました。
サンフランシスコの一部の地域でも道路が水につかり、車が立ち往生するなど、市街地の交通にも支障が出ています。複数の道路が通行止めとなり、住民や通勤者は迂回を余儀なくされています。
シアトル周辺では停電が長期化
今回の嵐は今週前半に太平洋岸北西部へ最初に到達し、すでに深刻な被害をもたらしていました。強風と大雨により2人が死亡し、シアトル周辺を中心に数十万の世帯で停電が発生しました。
嵐の勢力が南へ移ったあとも、シアトル周辺では依然として数万人規模の住民が停電の中での生活を強いられています。復旧作業は続いていますが、倒木や悪天候の影響で難航している地域もあります。
太平洋岸を南下した嵐の経路
嵐は今週初めに太平洋岸北西部に上陸し、その後、北カリフォルニアへと移動しました。シアトル周辺では強風により木々が倒れ、電線が切断されて大規模な停電を引き起こしました。
続いて北カリフォルニアに達した嵐は、豪雨と強風をもたらし、複数の道路を冠水や倒木で通行不能にしました。地域全体で、交通や電力など社会インフラの脆弱性が浮き彫りになっています。
今季最強クラスの「大気の川」とは
予報官は、サンフランシスコ以北の地域で、今季最も強いとされる「大気の川」による影響が続くとして、鉄砲水や落石への警戒を呼びかけています。
大気の川とは、海上で発生した大量の水蒸気が、細長い帯となって上空を流れ、陸地に運び込まれる現象です。今回はこの水蒸気の帯が太平洋上から北カリフォルニアへ流れ込み、短時間で集中的な大雨をもたらしたとされています。
住民が意識したいリスクと備え
今回の嵐では、次のようなリスクが指摘されています。
- 急な豪雨による鉄砲水や河川の氾濫
- 斜面が多い地域での土砂崩れや落石
- 強風による倒木や電線の損傷に伴う停電
予報官は、サンフランシスコ以北の住民に対し、最新の気象情報や避難勧告をこまめに確認し、不要不急の外出を控えるなど、安全確保を優先するよう呼びかけています。
日本からニュースを追う私たちにとっても、こうした気象災害は他国の出来事にとどまりません。都市と自然災害の関係、防災インフラ、そして個人としてどのように備えるかを考えるきっかけになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








