バンコクで建設中ビル倒壊 ミャンマー巨大地震で10人死亡、100人超不明
ミャンマーの都市マンダレー近郊を震源とするマグニチュード7.7の強い地震が現地時間の金曜日に発生し、その揺れの影響でタイの首都バンコクでは建設中のビルが倒壊しました。地元当局によると少なくとも10人が死亡し、なお100人を超える人の行方が分かっておらず、捜索・救助活動が続けられました。
地震の概要
今回の地震は、ミャンマーの都市マンダレー近郊を震源とするマグニチュード7.7の規模で発生しました。強い揺れはミャンマー国内にとどまらず、国境を越えてタイにも伝わったとみられます。
バンコクで何が起きたのか
タイの首都バンコクでは、建設中のビルがこの地震の揺れを受けて倒壊しました。地元政府の担当者によりますと、この事故で少なくとも10人が死亡し、100人を超える人が行方不明になっています。金曜日の夜まで、行方不明者を捜すための捜索・救助活動が続けられていたということです。瓦礫の下に取り残されている人がいる可能性があり、救助隊は慎重に作業を進めたとみられます。
被害の全体像はまだ見えず
行方不明者の数が100人を超えていることからも分かるように、被害の全体像はまだ明らかになっていません。負傷者の数や、周辺のインフラへの影響など、今後も情報の更新が続くとみられます。まずは一人でも多くの命を救うことが最優先となっています。
なぜ遠く離れた都市でも被害が出るのか
今回のように、震源が国境を越えた場所にあっても、巨大地震の揺れは数百キロ離れた都市にまで届くことがあります。一般に、大きな地震では周期の長い揺れが発生し、高層ビルや大規模な構造物が長時間揺さぶられることで被害が出るおそれがあります。建設途中の建物は構造が仮の状態になっていることも多く、完成した建物よりも揺れに弱い場合があると指摘されています。
都市と建設現場の安全をどう守るか
アジアの大都市では、再開発やインフラ整備が急速に進み、多くの建設現場が同時に動いています。今回の事故は、地震多発地域だけでなく、これまで比較的地震のイメージが薄かった地域でも、建設現場の安全対策や耐震設計をどう強化していくかという課題をあらためて突きつけています。
旅行者・出張者ができる備え
バンコクやミャンマーなど、アジア各地を訪れる日本の旅行者やビジネスパーソンにとっても、今回の地震は対岸の火事ではありません。海外滞在時にできる基本的な備えを、あらためて確認しておきたいところです。
- ホテルや滞在先に着いたら、非常口や避難経路を必ず確認する
- 現地当局や大使館など、信頼できる情報源を把握しておく
- スマートフォンの緊急連絡先や位置情報の共有設定を見直す
- エレベーター使用を控えるなど、揺れを感じた際の行動をあらかじめイメージしておく
見守りながら、問いを持ち続ける
行方不明となっている人々の安否が一刻も早く確認されることが望まれます。同時に、私たち一人一人が、どのような都市で暮らし、どのようなリスクを前提に社会がつくられているのかという問いを持ち続けることも重要です。国際ニュースを追うことは、遠くの出来事を知るだけでなく、自分の足元の安全や暮らし方を考え直すきっかけにもなります。
Reference(s):
10 killed and over 100 still missing in Bangkok after deadly quake
cgtn.com








