米国中部で竜巻と暴風続く テキサスからケンタッキーで甚大な被害
米国中部で竜巻と暴風が相次ぎ、テキサスからケンタッキーにかけて20数人が死亡する深刻な事態となっています。現地では復旧が続く一方で、予報官はさらなる竜巻発生の可能性を警告しています。
米国中部で続く竜巻と激しい嵐
米国中部では現在、竜巻と激しい雷雨が続いており、国際ニュースとして大きく報じられています。予報官は現地時間の月曜日、今後も竜巻や嵐が発生するおそれがあると警告しました。ここ4日間で、テキサスからケンタッキーにかけて20数人が命を落としたとされています。
テキサスからケンタッキーまで 広がる被害
被害は米国南部のテキサス州から、内陸部のケンタッキー州にかけての広い範囲に及んでいます。各地の住民は、自宅や街の片づけに追われながら、次の嵐に備えざるを得ない状況です。短期間で複数の激しい嵐に見舞われることで、道路や電力などのインフラ、地域経済への影響も懸念されています。
セントルイスで約5,000棟が損壊 被害額は10億ドル超の可能性
ミズーリ州セントルイスでは、現地時間の金曜日に発生した竜巻により、およそ5,000棟の建物が被害を受けたと推計されています。損壊した建物には、住宅だけでなく、店舗やオフィスなども含まれているとみられ、被害額は10億ドルを大きく超える可能性があるとされています。
セントルイスの市長は現地時間の月曜日、復旧や被災者支援のための連邦政府からの財政支援について、実際に資金が届くまでには数週間かかる可能性があると警戒感を示しました。市としては、限られた資源の中で当面の復旧を進める必要に迫られています。
支援が「数週間待ち」となる重さ
連邦レベルの公的支援が実際に届くまで数週間を要するとなれば、住民の生活再建には大きな負担がのしかかります。保険金の支払いや一時的な住まいの確保が間に合わず、しばらくの間は親族や友人宅に身を寄せる人が増える可能性もあります。自治体や地域コミュニティにかかる負担も無視できません。
また、学校や病院、中小企業の建物が損壊している場合、教育や医療、雇用の場にも影響が及びます。支援が遅れれば遅れるほど、「生活を立て直せる人」と「立て直せない人」との格差が拡大するおそれもあります。
頻発する極端気象とどう向き合うか
米国中部は、いわゆる「竜巻が発生しやすい地域」として知られていますが、短期間に広範囲で激しい嵐が重なると、被害の連鎖が起きやすくなります。電力網や通信網へのダメージが長引けば、復旧作業そのものも遅れかねません。
日本でも台風や豪雨、地震などの自然災害が相次いでいます。遠く離れた国の出来事であっても、「インフラをどう守るか」「被災直後にどのような情報や支援が必要か」といった問いは共通しています。今回の米国中部の竜巻被害は、極端な気象のリスクにどう備えるかを考えるきっかけにもなりそうです。
日本の私たちにとっての教訓
今回の国際ニュースから、日本の私たちが学べるポイントとして、次のような点が挙げられます。
- 複数日にわたる災害に備え、食料・水・モバイルバッテリーなどを余裕を持って備蓄しておくこと
- 自宅や職場、学校周辺のハザード情報や避難先を、平時から家族や同僚と共有しておくこと
- 長期化する停電や交通遮断を前提に、リモートワークや代替ルートなどの「予備プラン」を検討しておくこと
米国中部では今も、テキサスからケンタッキーの広い地域で、住民が片づけと復旧に追われています。予報官は引き続き竜巻や激しい嵐の可能性を警告しており、状況は予断を許しません。新たな被害が出ないことと、被災地の生活再建が一日も早く進むことが望まれます。
Reference(s):
cgtn.com








