米カリフォルニア南西部で激しい雷雨 ロサンゼルス郡に鉄砲水リスク
アメリカ・カリフォルニア州南西部で現地時間の火曜日、激しい雷雨が広い範囲を襲い、ロサンゼルス郡などで豪雨や鉄砲水、土砂流の危険が高まっています。国際ニュースとしても、都市部の極端な気象リスクを考える出来事です。
ロサンゼルス郡一帯で警報
米国立気象局(NWS)は、ロサンゼルス郡を含む南西カリフォルニアの広い地域に対し、強い雷雨に関する警報を発表しました。局地的な激しい雨により、短時間で水位が急激に上昇するフラッシュフラッド(鉄砲水)や、斜面での土砂流発生のリスクがあるとしています。
今回の雷雨は広い範囲で発生しており、雷や突風を伴うほか、一部の場所ではバケツをひっくり返したような豪雨となる可能性があります。道路の冠水や、一時的な交通の乱れ、停電などが起きるおそれもあります。
フラッシュフラッドと土砂流とは
フラッシュフラッドとは、短時間に集中的な豪雨が降ることで、川や排水路の水かさが一気に増し、ほとんど予告なく発生する鉄砲水のことです。ふだんは水の少ない谷や道路でも、急激な増水が起きる可能性があります。
また、急な斜面や山沿いでは、地面が雨で緩むと土砂流や泥流が発生し、住宅地や道路に一気に流れ込む危険があります。こうした現象は短時間で起きるため、気づいた時にはすでに避難が難しくなっている場合もあります。
こうした状況で意識したいポイント
南カリフォルニアのように人口が集中する都市圏で激しい雷雨が予想される場合、一般的に次のような点に注意することが勧められます。
- 警報や気象情報をこまめに確認する
- 冠水しやすい低地や川沿い、沢沿いには近づかない
- 車で水がたまった道路を無理に走行しない
- 土砂流の危険がある斜面の下や谷筋から離れる
現地の人びとは、状況が急変する可能性を念頭に、早めの判断と行動が求められます。
極端な気象とどう向き合うか――日本への示唆
今回のカリフォルニアの雷雨は、遠い海外の出来事のように見えますが、日本に住む私たちにとっても無関係ではありません。日本でも近年、短時間の激しい雨による鉄砲水や土砂災害が各地で問題となっています。
国や地域が違っても、都市部が抱えるリスクには共通点があります。
- コンクリートで覆われた地面が多く、水が一気に流れ込みやすい
- 住宅や道路、ライフラインが密集し、ひとたび被害が出ると影響が大きい
- 平時のうちは「自分は大丈夫」と感じやすい
海外の災害ニュースを「どこか遠くの話」として受け流すのではなく、「自分の街に同じ雨が降ったらどうするか」を考えるきっかけにできるかどうかが問われています。
情報との付き合い方が命を守る
スマートフォンでリアルタイムに気象情報やニュースが届く今、私たちはこれまで以上に早く危険を知ることができます。一方で、その情報を知って終わりにせず、具体的な行動にどうつなげるかが重要です。
今回の南西カリフォルニアの雷雨のように、海外の国際ニュースをフォローすることは、自分の防災意識をアップデートするヒントにもなります。通勤時間やスキマ時間にニュースを読みながら、「自分ならどう動くか」を一度イメージしてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








