キューバ南東部を直撃したハリケーン・メリッサ ジャマイカ襲撃後に上陸 video poster
カリブ海のキューバ南東部で、ハリケーン・メリッサが今年10月29日未明に上陸しました。ジャマイカをカテゴリー5の勢力で襲った直後の上陸で、地域の防災体制と気候危機への向き合い方があらためて問われています。
カテゴリー5のハリケーン・メリッサとは
ハリケーン・メリッサは、ハリケーンの強さを示すサファ・シンプソン・スケールで最も強いカテゴリー5に分類されました。カテゴリー5は、家屋の倒壊や大規模停電など、壊滅的な被害をもたらし得るクラスです。今回の国際ニュースは、カリブ海に暮らす人びとの生活がいかに気象リスクにさらされているかを映し出しています。
ジャマイカを襲撃後、キューバ南東部に上陸
メリッサはまずジャマイカをカテゴリー5の勢力で通過し、各地を「荒廃させた」と伝えられています。その後、10月29日(水)の未明、キューバ第2の都市サンティアゴ・デ・クーバに近い南東部の沿岸に上陸しました。
キューバはハリケーン・メリッサに備える中で、この上陸を迎えることになりました。現地からは、CGTNのルイス・チリーノ記者が状況をリポートしています。
なぜ今回の上陸が重要なのか
今回のハリケーン上陸には、いくつかの注目すべきポイントがあります。
- キューバ第2の都市サンティアゴ・デ・クーバ近郊という、人口が多いエリアへの直撃であること。
- ジャマイカを通過した直後で、すでに被災した地域があるなかでのさらなる影響が懸念されること。
- カテゴリー5という、統計的にも多くはない最強クラスのハリケーンであること。
カリブ海の極端気象と日本の私たち
遠く離れたカリブ海のニュースは、日本から見ると実感を持ちにくいかもしれません。しかし、豪雨や強い台風など、極端な気象の頻度や強さが増していると感じる人は、日本でも少なくありません。
ハリケーン・メリッサのような事例は、海面水温の上昇や都市の脆弱性など、地球規模の課題が一つの地域に集中して表れる鏡のような存在です。国際ニュースを日本語で追うことで、気候危機や防災を自分ごととして考えるきっかけになります。
ニュースを読むときの3つの視点
- 各国や地域で、防災インフラや避難体制がどのように整えられているのか。
- 極端気象の増加について、長期的なデータや科学的な議論がどう示しているのか。
- 現地メディアや国際メディアが、被害や住民の声をどのように伝えているのか。
キューバ南東部でのハリケーン・メリッサ上陸は、単なる遠い国の災害ではなく、気候危機と防災をめぐる世界共通の課題を映し出す出来事です。日々の日本語ニュースの一つとして、こうした出来事から自分たちの暮らしや都市のあり方を静かに見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








