山西・河津の黄河湿地にハイイロヅル約1000羽 雪化粧の水辺に集う video poster
年明けの降雪を受けて、中国本土・山西省河津市の黄河湿地が一面の白い冬景色に変わり、ハイイロヅル(灰色の鶴)が約1,000羽集まったと伝えられました。生態環境の改善により、ピーク時には個体数が約1万羽近くまで増えることもあるといいます。
雪景色の黄河湿地で起きていること
今回の話題の舞台は、黄河沿いに広がる河津市の湿地です。雪が積もることで、水辺と陸地の輪郭がくっきりし、冬の湿地らしいコントラストが生まれます。そうした環境に、ハイイロヅルの群れがまとまって確認されたことが注目を集めています。
ハイイロヅルとは?「国家二級重点保護」の鳥
報道によると、集まったハイイロヅルは中国本土で「国家二級重点保護野生動物」に指定されている種です。保護指定は、個体数の維持や生息環境の確保が社会的な課題であることを示す指標の一つでもあります。
「約1000羽」から「ピークで約1万羽」へ——数字が示す湿地の変化
今回確認されたのは約1,000羽。一方で現地の生態条件が改善したことで、ピーク時には約1万羽近くまで増えることがあるとされています。単に“珍しい光景”というだけでなく、湿地の状態が野生動物の集まり方に直結している点が読み取れます。
なぜ湿地が重要なのか:水・餌・休息の「受け皿」
湿地は、川と陸のあいだにある緩衝地帯として、さまざまな生き物の居場所になります。鳥類にとっては、主に次のような条件が揃うことで、群れが滞在しやすくなります。
- 浅瀬や水辺があり、採餌しやすい
- 外敵や人の接近を避けられる空間がある
- 休息できる静かな場所が確保される
河津市の黄河湿地で個体数の増加が語られる背景には、こうした「受け皿」としての条件が整ってきたことがある、と考えると理解しやすいでしょう。
冬の自然のニュースが、静かに投げかける問い
雪の上を舞う鶴の群れは絵になる一方で、その光景は偶然だけでは生まれにくいものです。生き物が集まる場所は、環境の変化に敏感です。今回の数字(約1,000羽、ピークで約1万羽)が今後どう推移するのか——冬の風景の奥にある“環境のコンディション”にも目を向けたくなるニュースです。
Reference(s):
cgtn.com








