中国本土・甘粛省の草原に野生ヤク100頭超、雪景色の中で確認 video poster
中国本土・甘粛省で、野生ヤク100頭を超える大きな群れが草を食む様子が確認されました。国家一級保護動物でもある野生ヤクの“まとまった群れ”の出現は、草原の生態系が安定してきたことを映すサインとして注目されています。
雪に覆われた草原で確認された「100頭超」の群れ
目撃されたのは、中国本土北西部・甘粛省のアクサイ(Aksay)にあるハルテン草原(Haltent grassland)です。雪に覆われた草原と山々を背景に、100頭を超える野生ヤクの群れが採食(草を食べる行動)していたとされています。
- 確認地点:アクサイ(Aksay)のハルテン草原
- 確認された規模:100頭を超える群れ
- 対象:野生ヤク(国家一級保護動物)
「珍しさ」の意味:数だけでなく、環境の“受け皿”が問われる
野生動物の個体数が増えても、餌場や水場、移動経路が細れば群れは分断され、安定して暮らしにくくなります。今回のように大きな群れが同じ場所で採食できているという事実は、単に“見かけた”以上に、暮らしを支える環境の受け皿が機能している可能性を示します。
生態系の改善を後押しした「保護の積み重ね」
現地では近年、生態系の保護が強化されてきたとされ、そうした取り組みが生息環境をより健全にし、野生動物の行動範囲や出現の機会を広げていると伝えられています。野生ヤクのような高原を象徴する種が安定して見られることは、保護の成果を測る一つの手がかりにもなります。
いま起きている変化を、どう見ればいい?
今回の出来事は「野生動物が増えた」という単純な話にとどまらず、草原・水・気候条件・人の管理が重なり合った結果として理解すると見え方が変わります。雪に包まれた景観の中で群れが採食できていたという点も含め、今後も同様の確認が続くかどうかが、生態系の安定度を読み解くヒントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








