上海・Lane 1192 1930年代の街並みとグルメを味わうレトロ横丁
上海・陸家嘴(Lujiazui)地区のにぎやかな通りの一角にある「Lane 1192」は、1930年代の上海をテーマにしたレトロなフードストリートです。リキシャや古い路面電車、港町のドック風景まで再現された空間で、歴史の雰囲気と多彩なグルメを同時に楽しめるスポットとして注目されています。
高層ビルの合間にひっそり佇む「タイムトラベル路地」
にぎやかな陸家嘴の街並みの中にありながら、Lane 1192に足を踏み入れると、空気がふっと変わるような感覚があります。現代の雑踏から一歩離れ、昔の上海にタイムスリップしたかのような世界観が広がります。
細い路地が続くフードストリート全体が一つの「舞台セット」のように作り込まれていて、歩くだけでも散策体験として楽しめます。写真や動画との相性もよく、SNSでシェアしたくなるような情景がそこかしこに散りばめられています。
1930年代の上海を再現するディテール
Lane 1192の特徴は、1930年代の上海の雰囲気を細部まで再現している点にあります。単に昔風の看板や建物を並べるだけでなく、街の「暮らし」や「動き」までイメージできる仕掛けが随所に見られます。
- 人力車として街を走っていたリキシャが行き交う路地
- レトロなデザインの路面電車風の車両
- 港町の雰囲気を感じさせるドック(船着き場)を思わせる情景
こうした要素が組み合わさることで、訪れた人は単なる「テーマパーク」ではなく、当時の上海の空気感に包まれる没入型の体験を味わうことができます。
フードストリートとしての魅力:食べ歩きが主役
Lane 1192は、グルメを楽しみたい人にとっても魅力的なスポットです。さまざまな飲食店が並び、食べ歩きをしながらレトロな街並みを楽しめるようにデザインされています。
用意された料理は「多彩なグルメ」と表現されるほどバラエティに富み、食べることが好きな人にとってはまさに「パラダイス」のような場所です。地元の人々も観光客も、好みの一品を探しながら路地を歩き回るスタイルで、それぞれの楽しみ方を見つけています。
友人同士でシェアしながら少しずつ味わったり、家族連れでゆっくり食事をしたりと、目的に応じて過ごし方を選べる柔軟さも、フードストリートとしての強みと言えます。
2025年の上海で「懐かしさ」が持つ意味
2025年のいま、都市が絶えず変化を続ける中で、Lane 1192のように過去の街並みを再現した場所が人気を集める背景には、「ノスタルジア(懐かしさ)」への関心の高まりもありそうです。
かつての上海の姿を直接知る世代にとっては思い出を呼び起こす空間に、若い世代や海外からの旅行者にとっては、歴史や文化に触れるきっかけとなる場所になり得ます。実際にその時代を生きていなくても、「こんな雰囲気の中で人々は暮らしていたのか」と想像しながら歩くことで、都市の記憶に寄り添うような体験が生まれます。
写真映えする観光スポットとして楽しむだけでなく、「なぜいま、昔の上海が再び求められているのか」という問いを持ちながら訪れてみると、Lane 1192はより味わい深い場所になるかもしれません。にぎやかな現代都市の真ん中で、過去と現在が静かに交差する――そんな時間を過ごせるのが、このレトロなフードストリートの大きな魅力です。
Reference(s):
cgtn.com








