中国最大の塩湖チャルハン塩湖 エメラルド色の絶景が観光客を魅了
エメラルド色の絶景、中国最大の塩湖チャルハン塩湖
中国北西部・青海省ゴルムド市にあるチャルハン塩湖は、中国で最大の塩湖です。面積は5,800平方キロメートルを超え、モンゴル語で「世界の塩」を意味する名をもちます。いま、この塩湖の独特の色彩が、多くの観光客の視線を集めています。
数億年の時間がつくった「世界の塩」
チャルハン塩湖は数億年前に形成されました。かつては広大な海の一部だった場所が、長い年月を経て塩湖として残ったとされています。訪れる人は、地球の歴史の長さをそのスケールから感じ取ることができます。
光と天候で変わる、緑のグラデーション
この塩湖が観光客を引きつける理由のひとつが、水面の色です。チャルハン塩湖は緑色の水で知られ、その姿は光の当たり方や天候によって変化します。あるときは鮮やかなエメラルドグリーン、別のときは深い緑や淡い色へと移り変わり、湖面には印象的なグラデーションが広がります。
こうした色の変化は、訪れる時間帯や空模様によっても表情が変わり、景色の一期一会を味わいたい人にとって大きな魅力になっています。
人気観光地としてのチャルハン塩湖
チャルハン塩湖は、人気の観光地にもなっています。中国最大級の面積をもつ塩湖の広がりと、緑色の水面がつくり出す風景を目当てに、多くの人が足を運んでいます。
光や天候によって姿を変える湖を前に、訪れた人は写真や動画に収めたり、ゆっくりと眺めたりしながら、この場所ならではの時間を過ごしていることでしょう。
国際ニュースとして見る「中国の自然」
日本から国際ニュースとして中国の動きを追っていると、大都市や経済の話題が中心になりがちです。しかし、中国北西部のチャルハン塩湖のように、自然そのものが主役となる場所も各地にあります。
スマートフォンで簡単に撮影・共有できる時代だからこそ、「映える」景色を求めて旅に出る人は増えています。一方で、画面越しの画像だけでは伝わらない、空気のにおいや静けさ、時間の流れ方に価値を見いだす人も少なくありません。
チャルハン塩湖のような場所をきっかけに、私たちがどんな自然に心をひかれるのか、そしてその風景をどのように守りながら楽しんでいくのかを考えてみることもできそうです。
チャルハン塩湖が投げかける問い
数億年という気の遠くなる時間が形づくったチャルハン塩湖は、2020年代の今も、多くの人を魅了し続けています。中国最大の塩湖が見せる緑のグラデーションは、日常から少し離れて地球のスケールを感じさせてくれる存在といえるでしょう。
ニュースやSNSでこの風景を目にしたとき、単なる「絶景スポット」として流してしまうのか、それともその背後にある自然の歴史や環境へのまなざしまで想像してみるのか。チャルハン塩湖は、そんな問いを私たちに静かに投げかけているのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








