中国・フルンボイル草原で第7回ウィンターヒーローズゲーム
中国・内モンゴル自治区のフルンボイル草原で、冬の総合スポーツイベント「フルンボイル草原 ウィンターヒーローズゲーム」の第7回大会が開かれました。中国発のウィンタースポーツ関連の国際ニュースとしても注目されるこの大会では、スノーモービル・クロスカントリー・グランプリやショートトラック・オートラリー、スノーサッカー、スピードスケート、テーマ性のあるカーダンス・パフォーマンスなど、多彩な競技が行われ、2025年3月まで続く日程が組まれていました。
概要:フルンボイル草原に広がる冬のアリーナ
フルンボイル草原は、夏の大草原だけでなく、冬は一面の雪景色が広がる地域です。その冬の自然環境を生かし、氷雪スポーツを楽しめる拠点として整備されたのが、今回の会場となった氷と雪のスポーツ基地です。ここで開催された第7回ウィンターヒーローズゲームは、地域の冬を代表するイベントとして位置づけられています。
モータースポーツから氷上競技まで、主な種目
今大会の特徴は、モータースポーツと伝統的な氷上競技、そして誰もが参加しやすいレクリエーション性の高い種目が一つのプログラムにまとまっている点です。
- スノーモービル・クロスカントリー・グランプリ:雪原や起伏のあるコースを駆け抜けるレースで、スピードだけでなく運転技術も問われます。
- ショートトラック・オートラリー:氷雪で覆われた短い周回コースを車で走る競技で、コーナーワークや車両コントロールが見どころです。
- スノーサッカー:雪上で行うサッカーで、足場が不安定な分、予想外のプレーや転倒も含めて観戦の楽しさがあります。
- スピードスケート:氷上の伝統競技として、選手たちがスピードと持久力を競い合います。
- カーダンス・パフォーマンス:音楽に合わせて車両がフォーメーション走行を行う演目で、スポーツとショーの要素を合わせ持つプログラムです。
冬の観光と地域活性化をねらう氷雪イベント
このような氷雪イベントは、冬季の観光需要を高め、地域経済を支える役割も担っています。多彩な競技やパフォーマンスを組み合わせることで、スポーツファンだけでなく、家族連れや一般の観光客も楽しめる内容になっている点が特徴です。
中国北部の寒冷地域では、氷や雪を資源として捉え、スポーツや観光と組み合わせた取り組みが進んでいます。フルンボイル草原のウィンターヒーローズゲームも、その流れの中で生まれたイベントの一つといえます。
2025年に広がった氷雪スポーツの風景
2025年に行われた冬のイベントを振り返ると、フルンボイル草原のウィンターヒーローズゲームのような取り組みが、アジアにおけるウィンタースポーツの選択肢を広げる存在になりつつあることが見えてきます。
日本でも、雪国の地域づくりやウィンタースポーツの需要喚起は重要なテーマです。フルンボイル草原の事例は、冬の自然環境をどう生かし、どのように楽しさと安全性、経済性を両立させるかという点で、一つの参考になりそうです。
観光として現地を訪れるにせよ、オンラインで情報をチェックするにせよ、国境を越えて広がる冬のスポーツ文化をどのように受け取り、自分たちの「冬の楽しみ方」に取り入れていくのか。読者一人ひとりが考えてみるきっかけになるイベントと言えるのではないでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








