中国ニュース:吉林省チャガン湖で冬の漁祭り 氷上に広がる観光と笑顔
中国東北部・吉林省のSongyuan(ソンユエン)市にあるチャガン湖で、今冬も伝統的な冬の漁のシーズンが本格化し、第23回「チャガン湖氷雪漁猟文化観光祭」が最盛期を迎えています。2025年12月現在、全面が凍りついた湖の上で、漁師と観光客が冬ならではの光景を共有しています。
凍った湖面に躍る「大漁」の風景
冬のチャガン湖では、厚く凍った湖面に穴を開けて網を仕掛ける伝統的な漁が行われます。漁師たちは力を合わせて網を引き上げ、漁場を埋め尽くすほどの大量の魚を次々と陸に揚げていきます。その迫力ある作業の一部始終を、訪れた人びとが間近で見守ります。
会場には、中国各地から数千人の旅行者が集まり、氷上の漁を見学しながら、この季節ならではの一日を思い思いに過ごしています。厳しい寒さの中でも、歓声や笑い声が絶えないにぎやかな雰囲気に包まれています。
第23回「氷雪漁猟文化観光祭」とは
チャガン湖の冬漁のシーズンにあわせて開かれているのが、第23回を迎えた「チャガン湖氷雪漁猟文化観光祭」です。名称が示すように、氷と雪、漁や狩猟の文化、そして観光を軸にしたイベントで、湖の自然環境と伝統的な暮らしぶりをまとめて体感できる場になっています。
祭りの主な見どころは、次のような点にあります。
- 漁師たちが協力して一斉に網を引き上げる、迫力ある「大漁」の瞬間
- 一面の氷と雪に覆われたチャガン湖と、その上で繰り広げられる人びとの営み
- 中国各地から訪れた旅行者が、同じ冬の景色を共有し合う交流の場
文化・自然・冬の観光が交差する場に
冬のチャガン湖では、厳しい自然環境の中で培われてきた漁の知恵と技が、観光というかたちを通じて広く紹介されています。伝統文化の継承と、地域の冬の魅力の発信を同時に進めている点が、この祭りの大きな特徴です。
今シーズンの祭りは、とくに文化・自然・冬の観光がダイナミックに融合した取り組みとして位置づけられています。氷雪の景観、湖の生態系、漁師たちの日常の仕事がひとつの物語として結びつき、訪れた人びとの記憶に残る体験を生み出しているといえます。
日本の読者がこの中国ニュースから考えられること
日本でも各地で冬まつりや雪を生かしたイベントが行われていますが、チャガン湖のように、伝統的な生業と観光を組み合わせた取り組みは、地域の魅力をどう伝えるかという点で参考になります。単なる観光資源ではなく、その土地に根ざした文化や営みを軸にすることで、冬の旅の価値を深めることができるからです。
2025年の冬、チャガン湖で展開されているこの祭りは、国際ニュースとしても、また冬の観光や地域文化に関心を持つ人にとっても注目すべき動きといえます。氷に覆われた一つの湖から、地域の暮らしと観光のこれからを考えるヒントが見えてきます。
Reference(s):
Winter fishing festival brims with joy at Jilin's Chagan Lake
cgtn.com








