中国・南京の城壁に16メートルのヘビ型ランタン 2025年を迎える光のアート
2025年と巳年を迎える、南京の「光の門」
中国・江蘇省南京市の歴史的な城壁に、2025年と干支の巳年(ヘビ年)の到来を祝う高さ16メートルの巨大ランタンが登場しました。中華門周辺を照らすこの光のインスタレーションが、市民や観光客の新年散策の人気スポットになっています。
愛称はスネークベイビー。かわいらしいヘビのキャラクターをかたどったランタンが並び、古い城壁ときらびやかな灯りが生み出すコントラストが、伝統とイノベーションの共存を印象づけます。
中華門城壁を彩る16メートルの巨大ランタン
今回のランタンは、南京のシンボルの一つである中華門の城壁を背景に設置されています。堅牢な石造りの城壁と、高さ16メートルというスケールの光のオブジェが並ぶ光景は、歴史都市ならではの迫力があります。
- 場所:中国東部・江蘇省南京市の中華門城壁
- 高さ:約16メートルの大型ランタン
- テーマ:干支のヘビとスネークベイビー
- 役割:2025年と巳年の到来を祝うシンボル
城壁の堅さ・重さと、ランタンの柔らかな光。その組み合わせが、古いものと新しいものが同じ場所に息づく、現代の南京の姿を象徴しているようにも見えます。
夜になると現れるスネークベイビー
日が暮れると、中華門の一角にスネークベイビーがふわりと浮かび上がるように輝きます。色とりどりの光に包まれたヘビのランタンが、訪れた人びとを出迎え、新年への期待感を高めます。
ランタンの表情やポーズはどこかユーモラスで、子どもから大人まで思わず笑顔になるデザインです。スマートフォンで写真や動画を撮影する人の姿も多く、新年の思い出作りの場として楽しまれています。
スネークベイビーが放つ柔らかな光は、冬の冷たい空気の中で一層際立ち、2025年の到来をあたたかく歓迎する「光のゲート」として機能しています。
ランタンに込められた、伝統とイノベーション
干支をテーマにしたランタンは、中国の新年を彩ってきた伝統的なモチーフです。一方で、スネークベイビーのようなキャラクター性のあるデザインや、高さ16メートルというスケール感は、現代ならではの演出と言えます。
古い城壁という舞台装置に、現代的な光のアートを重ねる今回の試みは、次のようなポイントで注目されています。
- 歴史遺産を「現在進行形の場所」として体験させる工夫
- 干支という身近なテーマで、世代を問わず楽しめる構成
- 夜の観光や街歩きの新しい目的地を生み出している点
こうした演出は、単なる観光イベントにとどまらず、「伝統行事をどうアップデートしていくか」という問いに対する一つの答えとしても見ることができます。
私たちが受け取るメッセージ
南京の城壁を照らすスネークベイビーの光景は、過去を大切にしながらも、新しい表現を恐れず取り入れていく姿勢を象徴しているように映ります。
歴史ある場所であっても、照明やデザインの工夫ひとつで、その意味づけや体験は大きく変わります。私たちの身近な街や地域でも、既にある風景に少しのアイデアを加えることで、新しい「行きたくなる場所」が生まれるかもしれません。
2025年と巳年の幕開けを照らした南京のヘビ型ランタン。その光は、これからの一年をどう過ごすかを静かに問いかけるメッセージでもあります。
Reference(s):
cgtn.com








