春節前の貴州省で香る米菓子 Longtun Villageを包む祝いの気配 video poster
春節(旧正月)を前に、中国南西部の貴州省石阡県にあるLongtun Villageの通りが、米で作るお菓子の香りに包まれています。本記事では、この小さな村から届いた国際ニュースを手がかりに、食と祝祭のつながりを考えます。
この記事のポイント
- 中国南西部・貴州省石阡県のLongtun Villageで、春節前に米菓子の香りが通りに広がっていること。
- 米で作る「米花(mihua)」と「米餅(mibing)」が、花やケーキの形にかたどられ、祝祭の雰囲気を高めていること。
- ローカルフードを通じて、地域の季節感や暮らしのリズムが見えてくること。
春節を前に、Longtun Villageの通りがにぎわう
2025年12月現在、春節を前にした中国南西部・貴州省石阡県のLongtun Villageでは、通りいっぱいに米を使ったお菓子の香りが広がっています。歩いているだけで、甘く香ばしい匂いが鼻をくすぐり、村全体が少しずつお祭りモードに入っていく様子が伝わってきます。
現地の様子を伝える情報によると、村の通りは、米を使った軽食やお菓子の香りで「活気づいている」とされています。香りそのものが、人びとの期待感や、これから始まる春節のにぎわいを象徴しているようです。
花とケーキのかたち「米花」と「米餅」
この時期に作られているのは、中国語で「米花(mihua)」と「米餅(mibing)」と呼ばれる米のお菓子です。どちらも米を主な材料とし、花のような形や、ケーキのような形にかたどられているのが特徴です。
「米花」は、米を使いながらも、見た目はまるで花が咲いたように華やかです。「米餅」は、米で作る素朴なケーキのイメージで、丸く整えられた形が親しみやすく、日常と祝祭のあいだにあるような雰囲気をまとっています。
香りで感じる「祝祭のはじまり」
Longtun Villageの通りに満ちる米花や米餅の香りは、カレンダーの日付よりも早く「春節が近い」と教えてくれる合図のようなものです。食べ物の香りが季節の節目を知らせるという感覚は、日本のお餅やおせち料理にも通じるところがあります。
忙しい日常の中でも、ふと漂ってくる香りが、子どもの頃の記憶や家族との時間をよみがえらせることがあります。Longtun Villageの米菓子も、そうした「香りの記憶」を新しく刻んでいるのかもしれません。
ローカルフードから見える地域のくらし
国際ニュースというと、大きな政治や経済の動きに目が向きがちですが、Longtun Villageの米花や米餅のようなローカルフードも、その土地の「いま」を伝える大切な情報です。
- 身近な主食である米を、祝祭用の特別なお菓子へと工夫していること
- 花やケーキの形にすることで、「めでたさ」や「楽しさ」を視覚的に表現していること
- 通り全体が香りに包まれることで、村全体で春節を迎える一体感が生まれていること
こうした小さな地域ニュースは、地図上の一点としてしか見えない土地にも、それぞれの季節のリズムと文化があることを思い出させてくれます。
自分にとっての「季節の香り」を考える
Longtun Villageでは、米花と米餅の香りが、春節シーズンの到来を告げています。では、日本に暮らす私たちにとっての「季節の香り」は何でしょうか。
おせち料理の出汁の香り、焼き立ての餅、夏祭りの屋台から漂うたこ焼きや綿あめの甘い匂い──国や地域が違っても、「特別な日を香りで思い出す」という感覚は、多くの人にとって共通しているのかもしれません。
中国南西部・貴州省の小さな村から届いた、この米菓子のニュースは、遠く離れた私たちにも、自分自身の季節の記憶や、家族や友人との時間を静かに振り返らせてくれます。
Reference(s):
cgtn.com








