春節前の中国本土に外国人観光客が急増 予約は2024年比200%超の見込み video poster
2025年初めの春節(旧正月)を前に、中国本土(中国)を訪れる外国人観光客が大きく増えました。旅行会社の一部は、春節期間の外国人観光客の予約が2024年比で200%を超える伸びになると見込んでいました。この動きは、同地域の伝統文化への関心の高まりを映しています。
春節の民俗行事を体験したい外国人が増加
春節を前に、多くの外国人観光客が中国各地を巡り、現地ならではの民俗習慣を体験しようとしています。観光客の関心は、有名観光地だけでなく、地域の人びとが実際にどのように春節を祝っているのかという「ローカルな春節」に向いています。
なかには、短期間で複数の都市を駆け足で回るのではなく、一つひとつの土地にゆっくり滞在しながら、その土地の暮らしや文化に触れる「ディープな旅」を選ぶ人も多いとされています。こうした動きは、単なる写真映えよりも、現地の空気感そのものを味わいたいというニーズの高まりを示していると言えるでしょう。
予約は2024年比200%超 数字が示すもの
一部の旅行会社は、2025年の春節期間に中国を訪れる外国人観光客の旅行予約が、2024年と比べて200%を超える伸びになると見込んでいました。伸び率200%超とは、単純にいえば前年の3倍以上の予約が入る可能性があるということです。
これは、インバウンド需要が単に戻りつつあるというだけでなく、春節という特定の季節に合わせて訪問する外国人が増えていることを意味します。観光のタイミングとして春節が「わざわざ合わせて行きたい行事」になりつつあるとも解釈できます。
- 春節シーズンに合わせた旅行予約が急増している
- 民俗行事や地域の暮らしを体験できる「ディープな旅」が注目されている
- 中国の春節文化を現地で感じたいというニーズが強まっている
「ディープな中国旅行」が示す観光の変化
今回の動きで特徴的なのは、多くの外国人観光客が、名所をチェックリストのように巡る従来型の観光ではなく、同じ街や地域に腰を落ち着けて過ごす「インデプス(深堀り)な旅」を選んでいる点です。
現地の人びととの交流や、日常的な買い物、街に漂う春節前後の雰囲気を味わうこと自体が旅の目的になりつつあると考えられます。観光のスタイルが「見る」から「参加する」へとシフトしているとも言えます。
日本の読者へのヒント
春節前の中国で起きた外国人観光客の急増は、2025年の観光トレンドを象徴する出来事の一つと言えます。伝統行事の時期にあわせて現地を訪れ、その文化や暮らしを深く体験したいというニーズは、今後ほかの地域でも広がっていく可能性があります。
日本でも、祭りや季節の行事にあわせて、地域の人びとの暮らしを一緒に体験できるような企画づくりが進めば、訪日客にとってより魅力的な旅になるかもしれません。ニュースをフォローしながら、こうした動きがどのように広がっていくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
China welcomes surge of foreign tourists ahead of Spring Festival
cgtn.com








