新疆ウイグルで農牧民の伝統スポーツ祭 馬術やブズカシに熱狂
中国北西部の新疆ウイグル自治区で、農民や牧畜に携わる人びとのための伝統スポーツ祭が開幕しました。会場には4,000人を超える観客が集まり、競馬やヤギを奪い合う競技ブズカシ、雄羊の角突きなど、迫力ある伝統競技に熱い声援を送りました。
中国・新疆の農牧民が集う伝統スポーツフェス
伝統スポーツ祭が行われているのは、新疆ウイグル自治区のYuli(ユリ)県Xingping(シンピン)鎮です。主役は、この地域で暮らす農民や牧畜に携わる人びとで、日々の生活に根ざしたスポーツが一堂に会する「地域の祭り」といえるイベントです。
今回の大会には、新疆各地から騎手たちが参加し、100頭を超える馬が会場に集まりました。国際ニュースとしても、中国の地方社会の姿や文化を知る貴重な場面となっています。
会場を沸かせた3つの伝統競技
観客を最も惹きつけたのは、次の3つの競技です。
- スピードと技術が光る競馬
- ヤギを奪い合うダイナミックなブズカシ(goat grabbing)
- 雄羊同士がぶつかり合うラムファイト(雄羊の角突き)
速度と駆け引きの競馬
競馬では、騎手たちが100頭を超える馬とともにコースを駆け抜けました。観客は、スタートの瞬間からゴールまで、スピードと騎手の手綱さばきに釘付けになったと伝えられています。
ヤギを奪い合うブズカシ
ブズカシは、英語で「goat grabbing」と紹介される、ヤギを奪い合う競技です。力強い馬の動きと、騎手たちの激しい攻防が繰り広げられ、会場は大きな熱気に包まれました。新疆ならではの伝統スポーツとして、国際ニュースでもたびたび取り上げられる競技です。
雄羊同士のぶつかり合い・ラムファイト
ラムファイトでは、雄羊同士が角を突き合わせて力比べを行います。観客の前で繰り広げられる真剣勝負に、会場からはどよめきや歓声が上がりました。
4,000人超の観客と100頭の馬が集結
今回の伝統スポーツ祭には、4,000人以上の観客が集まりました。新疆各地から集まった騎手と100頭を超える馬が一体となって競技を盛り上げ、農牧民の暮らしと文化を体感できる場になっています。
国際ニュースとして見ても、都市部とは異なる中国社会の一面が垣間見える点が注目されます。スポーツを通じて地域の人びとが集まり、世代を超えて伝統を共有する姿は、オンラインでニュースを追う私たちにとっても、社会や文化を考えるきっかけになります。
この記事から考えたい3つのポイント
- 地域密着のスポーツ文化:農牧民の日常から生まれた競技が、今も多くの人を惹きつけていること
- 国際ニュースとしての意味:新疆ウイグル自治区の暮らしや文化を、スポーツを通じて知ることができること
- 伝統と現代のつながり:大勢の観客が集まるイベントとして、伝統スポーツが現代社会のコミュニティづくりにも役立っていること
スマートフォン越しに追う国際ニュースの中で、こうした地域の伝統スポーツに目を向けることは、多様な暮らしや価値観を想像する小さなトレーニングにもなります。次に誰かと中国や中央アジアの話題になったとき、この新疆の伝統スポーツ祭を話のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








