北京・玉淵潭公園で遅咲き桜が満開に 春のフィナーレ彩る
北京の春を締めくくる遅咲きの桜が、今年4月、玉淵潭公園で見頃を迎えました。色とりどりの花びらが水辺の風景と重なり、訪れた人びとに今年最後の桜の景色を静かに印象づけました。
北京の人気お花見スポット・玉淵潭公園
北京の中心部からアクセスしやすい玉淵潭公園は、大きな湖と豊かな緑に囲まれた市民の憩いの場です。春になると園内の桜が一斉に咲き始め、散策路や橋の上から水面越しに花をながめることができることで知られています。
桜の季節には、家族連れや友人グループ、写真愛好家まで、幅広い世代の人びとが訪れます。都市の中心にありながら、湖畔を歩いているとふっと静けさが戻るのも、この公園ならではの魅力です。
遅咲きの桜がつくる「第二の見頃」
北京では、多くの桜が3月下旬から4月上旬に見頃を迎え、その後は新緑の季節へと移っていきます。一方、玉淵潭公園には4月も後半にかけて咲く遅咲きの品種があり、ことしも4月の終わりごろにピークを迎えました。
ふんわりとした八重咲きの桜や、濃いめのピンク色が印象的な品種など、遅咲きの桜は花びらが重なり合うため、写真に収めると画面いっぱいに春らしいボリューム感が広がります。早咲きの淡い色合いとはひと味違う、華やかな表情が楽しめます。
早咲きから遅咲きまで順番に咲いていくことで、玉淵潭公園では長くお花見を楽しむことができます。今年の遅咲きの桜は、まさに春のフィナーレを飾る「最後の一波」となりました。
SNSで広がる春の風景
スマートフォンを片手に花を撮影する人の姿も、多く見られました。桜と高層ビル、水面に映る花影、夕暮れの空と組み合わせた写真や動画が、XやInstagramなどのSNS上で次々と共有されました。
- 家族でピクニックをしながら、記念写真を撮る人びと
- 三脚を立てて、ベストショットを狙う写真愛好家
- 通勤前や仕事帰りに立ち寄り、短い時間で春を味わうビジネスパーソン
こうした日常の一コマがオンラインで広がることで、北京の春の風景が日本を含む他の国や地域の人びとにも伝わり、国際ニュースとして関心を集めています。
来シーズンに向けて知っておきたいポイント
今年の桜はすでに散りましたが、来シーズンに向けて玉淵潭公園を訪れてみたいと考える人もいるかもしれません。お花見をより楽しむための基本的なポイントを、簡単に整理しておきます。
- 見頃の目安は4月。早咲きから遅咲きまで、天候によって時期が前後します。
- 混雑を避けたい場合は、週末よりも平日の午前中がおすすめです。
- 花や枝を折らない、ゴミを持ち帰るなど、自然を大切にするマナーを守ることが大切です。
こうした心がけが、来年以降も美しい桜の風景を守ることにつながります。
都市で自然を楽しむという選択
忙しい都市生活のなかで、季節の移ろいを意識する機会は意外と少ないものです。玉淵潭公園の遅咲きの桜は、春の終わりにもう一度足を止め、空を見上げるきっかけを与えてくれました。
短い時間でも、公園を歩き、花をながめ、写真を撮る。その積み重ねが心の余裕を生み、日々のニュースや社会の動きを受け止める視点にも、静かな変化をもたらします。
今年の桜は幕を閉じましたが、来年の春もまた、北京の公園には新しい花の季節が訪れます。日本語で読める国際ニュースを通じて、遠く離れた都市の季節感や人びとの日常に思いをはせてみるのも、一つの楽しみ方ではないでしょうか。
Reference(s):
Late-blooming cherry blossoms reach their peak in Beijing park
cgtn.com








