中国・山西省の森にアオサギの「空中保育園」出現 video poster
中国北部の森がアオサギの「空中保育園」に
2025年現在、中国北部・山西省長治市郊外の水泉村で、grey heron(グレー・ヘロン)と呼ばれるサギの仲間の繁殖シーズンが本格化しています。村の森では、多くのサギが高い木の上に巣をかけ、森全体がにぎやかな野生動物の保育園のような光景になっていると伝えられています。
木のてっぺんに並ぶ巣、にぎやかなヒナたち
水泉村の森では、数多くのサギが木のてっぺん近くに巣を作り、枝から枝へと巣が連なるように広がっています。まるで木の上に「空中の保育園」ができたかのような姿で、ヒナたちの声と親鳥の出入りで森は一日中活気に満ちています。
こうした光景は、野生動物の繁殖シーズンを象徴するものであり、中国ニュースの中でも、自然の豊かさや生態系の躍動を伝える話題として注目を集めています。
サギの父と母が協力する子育て
今回伝えられているgrey heronの繁殖では、オスとメスの親鳥が協力して子育てを行っている点も印象的です。親鳥は交代しながら卵を温め、ヒナがかえってからもえさ運びや巣の見張りを分担します。
「母鳥が子育てをする」というイメージを持たれがちですが、水泉村の森では、父鳥も重要な役割を担っている様子が観察されています。こうした協力的な子育ては、野生動物の社会性やパートナーシップを感じさせる場面でもあります。
繁殖期だけの特別な姿 くちばしと飾り羽の変化
年間の繁殖シーズンになると、これらのサギの姿は一段と華やかになります。報道によると、繁殖期にはくちばしの色が明るいオレンジがかった赤色になり、頭の後ろには長い羽が伸びて飾り羽のようになります。
普段の姿と比べて、この時期ならではの色合いや羽の形は、繁殖期に入ったことを示すサインともいえます。鳥たちは自らの体を「飾る」ことで、パートナーを引きつけ、繁殖の成功率を高めていると考えられています。
自然と人の距離を考えさせる中国ローカルニュース
水泉村は長治市の郊外に位置する地域で、こうした森の中の営みは、地域の人びとの暮らしのすぐそばで起きています。森が「空中保育園」となるこの季節は、日常の風景の中に野生動物のダイナミックな生命活動が重なり合う時間でもあります。
国際ニュースとして見れば、今回の中国・山西省の話題は、次のような問いを私たちに投げかけています。
- 人の生活圏のすぐ近くで、野生動物が安心して繁殖できる環境をどう守るか
- 身近な自然の変化に、どれだけ目を向けているか
- SNSなどを通じて、こうした小さなローカルニュースをどう共有し、次の世代につなげていくか
通勤時間やスキマ時間にスマートフォンでニュースを追う私たちにとっても、この「空中保育園」の光景は、忙しい日常の中で自然とのつながりを静かに思い出させてくれます。
この記事のポイントまとめ
- 中国北部・山西省長治市郊外の水泉村でgrey heronの繁殖シーズンが進行中
- 多くのサギが木の高い場所に巣をかけ、森全体がにぎやかな「野生の保育園」に
- 親鳥はオスとメスが協力し、卵を温めヒナを育てている
- 繁殖期にはくちばしが明るいオレンジ赤色になり、頭の後ろに長い羽が伸びる
静かな森の上空に広がる「空中保育園」のニュースは、国境を越えて、自然との付き合い方を考えるきっかけを提供してくれます。
Reference(s):
cgtn.com








