マカオのジャイアントパンダ館に世界から30万人 家族の物語と観光への影響 video poster
マカオのパンダ館、世界から観光客が殺到
中国南部のマカオ特別行政区にあるマカオ・ジャイアントパンダ館が、国際ニュースとして注目を集めています。世界中から訪れる観光客が、ジャイアントパンダの家族を一目見ようと足を運んでいるためです。
今年4月27日、マカオ特別行政区のシー・パイ・ワン公園内にあるこの施設には、数百人の来場者が集まりました。ガラス越しにパンダを見守りながら写真を撮る人びとで、館内はにぎわったといいます。
施設によると、昨年(2024年)には世界各地から延べ30万人以上がマカオ・ジャイアントパンダ館を訪れました。人口約70万人のマカオにとって、重要な観光資源の一つになっていることが分かります。
中央政府から贈られたカイカイとシンシン
マカオ・ジャイアントパンダ館の始まりは、2015年4月30日です。この日、中央政府からマカオにジャイアントパンダのつがい「カイカイ(Kai Kai)」と「シンシン(Xin Xin)」が贈られました。
ジャイアントパンダは、中国を代表する動物として知られ、友好や交流のシンボルとしても長く位置づけられてきました。マカオにおける二頭の到着は、観光だけでなく、文化交流という面でも意味を持つ出来事でした。
2016年に誕生した双子の健健と康康
翌2016年には、カイカイとシンシンの間に双子のオス「健健(Jian Jian)」と「康康(Kang Kang)」が誕生しました。4頭そろったパンダの家族は、マカオの新しい「顔」として多くの人に親しまれています。
パビリオンでは、パンダの成長の様子や生態が解説とともに紹介されており、子どもから大人までが楽しみながら学べる場となっています。単なる「癒やし」だけでなく、動物保護や環境への関心を高めるきっかけにもなっています。
30万人超が足を運ぶパビリオンの魅力
マカオ・ジャイアントパンダ館が年間30万人以上を惹きつける背景には、いくつかの理由があります。
- 世界的に貴重なジャイアントパンダを間近で観察できること
- 親子連れでも楽しめる、動物や自然について学べる環境であること
- カジノ中心のイメージとは異なる、落ち着いた観光スポットであること
こうした要素が重なり、マカオを訪れる旅行者にとって「もう一つの目的地」として定着しつつあります。SNSでの写真共有や口コミも、来場者の増加を後押ししているとみられます。
パンダが映し出すマカオの今
マカオというと、カジノや世界遺産の歴史的建造物を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、ジャイアントパンダ館のような施設の存在は、地域の魅力が多面的に広がっていることを示しています。
パンダ館に集まる人びとの姿からは、観光と同時に、動物保護や環境教育への意識の高まりも感じられます。国や地域を問わず、人びとが同じ動物を優しく見守る光景は、国際ニュースとしても象徴的です。
2025年の今も、カイカイ、シンシン、健健、康康の4頭は、マカオを訪れる人びとに癒やしと学びの時間を提供し続けています。旅行計画を立てるとき、こうした場所にも目を向けてみると、マカオの別の表情が見えてきます。
Reference(s):
cgtn.com








