上海のショッピングモール屋上で「冷兵器バトル」 安全設計で楽しむチーム戦ゲーム
上海市内のショッピングモールの屋上で、刀や槍などの「冷兵器」を使ったチーム制の対戦ゲームが行われました。防具と安全設計の武器を用い、参加者が役割を分担しながら攻防戦を楽しむ新しい都市型レジャーとして注目されています。
上海の屋上で行われた冷兵器対戦ゲームとは
今回上海で行われたのは、銃火器ではなく、刀、槍、弓矢といった「冷兵器」を使うマルチプレイヤーの対戦ゲームです。参加者はショッピングモールの屋上に設けられたフィールドで、防具を身につけ、安全性を重視して特別に設計された模擬武器を手に、チーム同士で攻防を繰り広げました。
ここで言う「冷兵器」とは、火薬や銃弾などを使わない近接武器や投射武器のことを指します。このゲームで用いられる刀や槍、矢はいずれも、対戦用に作られた安全な仕様の装備で、本物の武器ではありません。
役割ごとに武器を選び、チームで戦略を組み立てる
ゲームは攻撃と防御が入り交じるマルチプレイヤー形式で行われます。参加者はそれぞれの役割に応じて、刀、槍、弓矢などから自分の武器を選びます。近距離で相手に迫る役割なのか、あるいは少し距離を取りながら援護する役割なのかによって、選ぶ武器も変わってきます。
- 近接戦を担う参加者は刀や槍を選びやすい
- 距離を取りたい参加者は弓矢などの武器を選ぶ
- 攻守のバランスを考えながらチーム全体の編成を決める
プレイヤーは仲間と声を掛け合いながら前線と後方を分担し、陣形を整えたり、相手チームの隙を狙ったりと、協力しながら戦います。ただ武器を振るうだけでなく、チームワークと役割分担を意識することで、より強い一体感と達成感を味わえる構成になっています。
防具と専用武器で安全性を確保
参加者は全員、防具を着用したうえでゲームに参加します。使用される刀や槍、矢は、もともと戦闘用に作られたものではなく、安全性を重視して特別に設計された「安全な冷兵器」です。こうした装備によって、ケガのリスクを抑えながらも、戦闘さながらの緊張感や迫力を体験できるよう工夫されています。
防具と専用武器を組み合わせることで、「本物の武器に見えるが危険度は抑えられている」というバランスを保ち、参加者が安心して没入できる環境づくりが図られていると言えます。
なぜ魅力的なのか:デジタル世代に響く「アナログな非日常」
オンラインゲームや動画コンテンツに慣れたデジタル世代にとっても、実際に体を動かしながら仲間と連携する冷兵器ゲームは、現実ならではの緊張感と没入感をもたらす体験になりえます。画面の中のバトルではなく、自分の判断や動きがその場の展開に直結する感覚が大きな魅力です。
また、屋上という開放的な空間で、仲間と声を掛け合いながら役割をこなしていく過程は、日常の仕事や学業とは異なる「非日常モード」への切り替えにもつながります。短時間でも集中して楽しめることから、都市生活のスキマ時間に適したアクティビティとなる可能性もあります。
日本の読者にとっての示唆:都市型レジャーを見る視点
上海のショッピングモール屋上で行われたこの冷兵器対戦ゲームは、都市の限られたスペースを活用しつつ、チームワークと安全性を両立させた体験型アクティビティの一例と見ることができます。商業施設の屋上という身近な場所を、非日常の舞台へと変える発想は、都市におけるレジャーのあり方を考えるうえでも興味深い動きです。
国際ニュースを読む際には、政治や経済だけでなく、こうした遊び方や余暇の過ごし方にも目を向けることで、その地域の都市文化や人々の価値観の一端が見えてきます。冷兵器という一見「古い道具」をモチーフにしながら、チーム制のゲームとして再構成し、現代の都市空間で楽しむ上海の取り組みは、今後のレジャーやエンターテインメントを考えるうえで、ひとつのヒントになるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








