中国旅行ブームの鍵:240時間ビザ免除55か国に拡大、上海浦東が中心に video poster
中国旅行ブームの背景にあるのが、最大240時間滞在できるビザ免除トランジット制度の拡大です。現在、この制度は合計55か国を対象とし、上海浦東国際空港がその中心的な玄関口となっています。
最近、新たにインドネシアがこの240時間ビザ免除の対象に加わり、中国本土とアジア各国を結ぶ人の流れはいっそう活発になっています。現場では、出入国管理スタッフが国際線の旅行者の受け入れ体制を強化し、スムーズで効率的な入国手続きの実現を目指しています。
240時間ビザ免除とは何か
240時間ビザ免除は、一定の条件を満たす国や地域のパスポートを持つ旅行者が、中国本土を経由して第三の国や地域へ向かう際に、最長240時間までビザなしで滞在できるトランジット制度です。
従来の短時間の乗り継ぎとは異なり、この仕組みを利用すれば、長めの乗り継ぎ時間を使って都市観光やビジネスミーティングなどを行うことができます。単なる通過地だった都市が、短期滞在の目的地としても選択肢に入ってくるわけです。
55か国に広がる制度とインドネシアの参加
現在、この240時間ビザ免除の対象は55か国に広がっています。新たにインドネシアが「ビザ免除トランジットの友人の輪」に加わったことで、東南アジアから中国本土を経由するルートの魅力は一段と高まっています。
対象国が増えることは、旅行者にとって選択肢が広がるだけでなく、航空路線の再編や観光・ビジネス交流の活性化にもつながります。アジアを中心に、相互往来を促す動きが着実に広がっているといえるでしょう。
22年連続で中国本土最大の「空の玄関口」上海浦東
この人の流れの中心にあるのが、上海浦東国際空港です。同空港は22年連続で中国本土で最も利用者が多い航空入国拠点となっており、国際線の乗り継ぎや入国管理の重要なハブとして機能しています。
旅行ブームとビザ免除制度の拡大により、浦東空港の出入国審査カウンターには世界各地からの旅行者が並ぶようになっています。こうした状況に対応するため、現場のスタッフは手続きの効率化や多言語対応の強化など、日々の業務改善に取り組んでいるとされています。
中国本土を経由する旅行者が押さえたいポイント
240時間ビザ免除は便利な制度ですが、利用には一定の条件があります。中国本土を経由する旅程を検討する際は、次の点を意識すると安心です。
- 自分のパスポートの国・地域が、55か国の対象に含まれているかを事前に確認する
- 航空券の旅程や乗り継ぎ時間など、適用条件を航空会社や関係当局の最新情報で確かめる
- 長めの乗り継ぎ時間をあえて設定し、市内観光や出張先との打ち合わせなど、短期滞在のプランを用意しておく
- 空港の入国審査では、落ち着いて案内表示に従い、スタッフの指示をよく聞く
制度の枠組みを理解したうえで旅程を組めば、「単なる乗り継ぎ」が「ちょっとした滞在体験」に変わる可能性があります。
日本の読者にとっての意味
日本からアジア各地やヨーロッパ、アフリカなどへ向かう際、中国本土の都市を経由地として選ぶケースは少なくありません。240時間ビザ免除のようなトランジット制度が拡大することで、乗り継ぎ空港を「立ち寄ってみたい都市」として選ぶ旅行スタイルも広がっていきそうです。
一方で、制度の対象国や具体的な条件は変わる可能性があります。渡航を検討する際には、自分の旅程と国籍が制度の対象になるかどうかを確認し、余裕のあるスケジュールで移動することが、安心して中国本土経由のフライトを利用するためのポイントになりそうです。
広がるビザ免除とこれからの国際移動
240時間ビザ免除の対象が55か国に広がり、新たにインドネシアも加わったことで、中国本土を経由する国際移動の選択肢は着実に増えています。22年連続で最大の入国拠点である上海浦東国際空港は、その流れの象徴的な存在です。
短時間で読めるニュースとして押さえておきたいのは、こうした制度の変化が、私たちの旅行スタイルや仕事の出張の組み方にも影響しうるという点です。今後も各国・地域のビザやトランジット制度の動きに注目しながら、自分に合った移動ルートを柔軟に選んでいきたいところです。
Reference(s):
Behind China travel boom: 240-hour visa waiver now covers 55 countries
cgtn.com








