天津・五大道の歴史街区「Minyuan 1920」、夜のネオンでよみがえる
天津・五大道の歴史街区「Minyuan 1920」、夜のネオンでよみがえる
中国・天津市の人気観光地、五大道景区にある歴史街区「Minyuan 1920」が、長年の改修を経て一般に開放されています。西洋風の建物とトレンド感のあるショップが立ち並ぶエリアは、夜になるとネオンに照らされ、国際ニュースとしても注目される新しい街歩きスポットになりつつあります。
塀や壁を取り払い、街に開かれた空間へ
「Minyuan 1920」が特徴的なのは、歴史街区を囲んでいたフェンスや塀が取り払われ、周囲の街並みと自然につながるオープンな空間になっている点です。これにより、訪れる人は門をくぐるというより、そのまま街歩きの延長でエリアに入り込み、気軽に散策できるようになりました。
観光客にとっては、ルートを決め込まずに歩きながら、気になった建物やショップにふらりと立ち寄れるのが魅力です。通り抜けながら歴史と現在の暮らしの空気を同時に感じることができます。
西洋風建築、ショップ、要人ゆかりの旧居が同居
この街区には、西洋風の建物が並び、そこにトレンド感のあるショップが入っています。また、中国や海外の要人、著名人の旧居も残されており、かつての暮らしぶりや当時の国際交流の雰囲気を想像しながら歩くことができます。
一つのエリアの中で、歴史建築、買い物、街歩きが同時に楽しめる構成は、情報感度の高い都市生活者にとっても、旅先で「ただ歩く時間」を充実させてくれる要素と言えそうです。
ネオンが灯る「夜の五大道」を楽しむ
日が暮れると、五大道一帯はネオンの光に包まれます。とくに「Minyuan 1920」周辺では、百年以上の歴史を持つ建物がライトアップされ、現代的な光の演出と重なり合うことで、独特の夜景が生まれています。
歴史ある街並みを背景にしたネオンの光は、写真や動画との相性もよく、SNSでの共有を意識する人にとっても印象的なワンシーンになりそうです。昼間とはまったく違う表情を見せる夜の五大道は、「同じ場所を二度楽しむ」体験を提供してくれます。
天津の都市イメージを映すショーケース
長い時間を経て再生された「Minyuan 1920」は、歴史を守りながらも、街を開き、人々の暮らしの中に溶け込ませていく取り組みの一例と見ることができます。塀に囲まれた保存区ではなく、誰もが歩き、買い物をし、写真を撮れる都市空間として生まれ変わったことは、天津という都市の現在を映すショーケースにもなっています。
中国・天津を訪れる機会があれば、五大道の中でも、この歴史街区の昼と夜の表情の違いを意識して歩いてみると、都市と歴史の距離感について、また新しい見方が生まれるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








