リマ新空港ターミナル開業:南米航空ハブ競争に挑むペルー video poster
ペルーの首都リマの国際空港に、旧ターミナルの約3倍の広さを持つ超近代的な新ターミナルが誕生しました。南米の空の玄関口を狙うこの新施設は、ボゴタやサンパウロと並ぶ大陸ハブを目指しています。
リマ国際空港に超近代的な新ターミナル
2025年、ペルーの国際空港であるリマの空港に、新たな空港施設が加わりました。新ターミナルは旧ターミナルのおよそ3倍の規模とされ、設計も設備も最新水準に合わせた超近代的なつくりです。
これにより、出発・到着・乗り継ぎのスペースが大きく拡大し、利用者の混雑緩和やサービス向上が期待されています。
南米の「大陸ハブ」を目指すリマ
リマの新空港ターミナルが掲げる目標は、南米を代表する大陸ハブになることです。国際線と地域内線の両方で便数を増やし、南北アメリカやヨーロッパなどを結ぶ乗り継ぎ拠点としての存在感を高めようとしています。
ライバルはボゴタとサンパウロ
報道によると、リマは同じ地域の主要空港であるコロンビアのボゴタ、ブラジルのサンパウロと肩を並べる、あるいはそれを上回るハブ空港を目指しています。
ボゴタやサンパウロの空港はすでに南米の代表的な乗り継ぎ拠点として知られていますが、新ターミナルの開業によって、リマも本格的にハブ競争に参入する形です。
ハブ空港になると何が変わるのか
ハブ空港とは、多くの国際線と地域内線が集まり、乗り継ぎ需要を一手に引き受ける空港を指します。リマが大陸ハブを目指すことで、次のような変化が見込まれます。
- 南米域内や北米・欧州との接続が増え、便の選択肢が広がる
- 乗り継ぎ時間の短縮やスムーズな移動が期待できる
- 航空会社の路線網の組み方が変わり、日本を含む各地域からの乗り継ぎルートにも影響が出る可能性
利用者目線で見るリマ新ターミナルのポイント
詳細な設備の全容は今後明らかになっていく部分もありますが、旧ターミナルの約3倍という規模から、次のような利用者メリットが想像できます。
- チェックインカウンターや保安検査場の増設による混雑緩和
- 出発ロビーや搭乗口の拡大による待ち時間の快適性向上
- 商業施設や飲食スペースの充実による滞在時間の質の向上
- 最新設備を活用した手荷物処理システムや案内表示の高度化
これらが実現すれば、リマ経由で南米各地に向かう際のストレスが軽減され、観光客やビジネス客の利便性が高まります。
ペルー経済と地域への影響
空港は国や地域の玄関口であり、新ターミナルの開業はペルー経済にも中長期的な影響を与えると考えられます。
- 国際線の増加による観光客の拡大
- 貨物便の強化による貿易・物流の効率化
- 空港関連の雇用創出や周辺インフラ開発の加速
特に、南米全体の移動の要所としてリマの存在感が増せば、周辺国との経済的な結び付きも強まりやすくなります。
日本の利用者にとっての意味
日本から南米へ向かう場合、現在でも北米や欧州経由に加え、中南米の都市で乗り継ぐルートがあります。リマが大陸ハブとして機能するようになれば、次のような可能性があります。
- 日本発の航空券で、リマ経由の選択肢が増える
- リマ経由で複数都市を巡る周遊旅行がしやすくなる
- 南米出張や駐在の際の移動時間やルート設計に新たなオプションが生まれる
今後の注目ポイント
リマの新空港ターミナルが、本当に南米の大陸ハブとして定着するかどうかは、今後数年の運用次第です。2025年現在、注目したいポイントは次の通りです。
- どれだけ多くの国際線・地域内線が新ターミナルに集まるか
- ボゴタやサンパウロとの路線・サービス面での差別化
- 利用者の評価や満足度、リピーターの増加
- ペルー国内外の航空会社との連携の深まり
南米の空の勢力図がどう塗り替えられていくのか。新ターミナルを武器にハブ空港を目指すリマの挑戦は、これからが本番です。
Reference(s):
cgtn.com








