中国本土の公園で引退女性が鉄棒360度スピン 年齢はただの数字 video poster
中国本土・北京市の北京インターナショナル彫刻公園で、引退後も鍛錬を続ける女性の鉄棒ルーティンが周囲を驚かせました。中国の「全国フィットネスデー」に合わせた早朝の運動風景から、年齢と健康、そして日常のフィットネスについて考えます。
8月8日は中国の「全国フィットネスデー」
中国本土では、8月8日が「全国フィットネスデー」とされています。この日は、公園や広場に多くの人びとが集まり、朝から体を動かします。今回、記者が訪れたのは北京市の北京インターナショナル彫刻公園。彫刻作品が点在する公園には、さまざまなフィットネス愛好家が集まり、それぞれのスタイルで運動を楽しむ様子が見られました。
北京の引退女性が見せた「重力を感じさせない」動き
この日の朝の公園には、年齢も体力もさまざまな人びとが集まっていました。そのなかでひときわ注目を集めたのが、引退後も運動を続けている北京市在住の女性です。
彼女が選んだのは、公園に設置された懸垂用の鉄棒。バーに手をかけて体を引き上げると、そのまま全身を使って滑らかに回転し、空中で360度のスピンを決めました。その動きは、まさに重力を感じさせないほど軽やかで、周囲で見守っていた人びとを驚かせました。
鉄棒にぶら下がるだけでも体力を要しますが、彼女は余裕のある様子で動きを連続させ、力強さとしなやかさを同時に示していました。
「年齢はただの数字」というメッセージ
この北京の引退女性のパフォーマンスは、「年齢はただの数字」という言葉を体現しているように見えます。強さ、敏しょう性、そしてやり抜く意志があれば、年齢を理由に自分の可能性を決めつける必要はない――そんな静かなメッセージが伝わってきます。
高齢になれば激しい運動は難しい、というイメージは少なくありません。しかし、公園で鉄棒に挑戦するこの女性の姿は、年を重ねても自分なりのペースで身体を動かし続けることができる、という別の現実を見せてくれます。
公園フィットネスがもたらすもの
北京インターナショナル彫刻公園のような公共スペースでのフィットネスは、特別な施設がなくても始められる身近な運動の場です。鉄棒などの器具を使ったトレーニングは、自分の体重を負荷として使うため、筋力やバランス感覚を鍛えるのに役立ちます。
また、公園に集う人びとのなかで互いのパフォーマンスを見合うことは、適度な刺激や励ましにもなります。誰かが新しい技に挑戦する姿は、年齢に関係なく「自分も何か始めてみようか」という気持ちを呼び起こします。
私たちの生活に引き寄せて考える
今回のエピソードは、中国本土の公園での一場面ですが、そこで投げかけられている問いは、日本を含む多くの社会にも共通しています。日々の忙しさのなかで、運動や体づくりをどこまで優先できているか。年齢を理由に、挑戦をあきらめてしまっていないか。一度立ち止まって考えてみるきっかけになります。
もちろん、いきなり鉄棒で360度スピンを真似する必要はありません。むしろ重要なのは、次のような小さな一歩を日常に組み込むことかもしれません。
- 朝や仕事帰りに、近所の公園で軽いストレッチや散歩をしてみる
- 無理のない範囲で、腕立て伏せやスクワットなど自重トレーニングを取り入れる
- 家族や友人と一緒に運動する時間をつくり、お互いに続けられるように工夫する
国際ニュースを日本語で読むことは、遠くの出来事を知るだけでなく、自分の生活を見つめ直すヒントにもなります。北京の公園で鉄棒に向き合う一人の女性の姿は、「アクティブに年を重ねる」という、これからの生き方を考えるヒントを静かに届けてくれます。
Reference(s):
cgtn.com








