中国の無形文化遺産「モンゴル相撲Bökh」草原の精神を体現 video poster
中国の無形文化遺産として登録されているモンゴル相撲 Mongolian Bökh は、単なる格闘技ではなく、草原に生きる人びとの誇りと勇気を映し出す伝統スポーツです。
中国の無形文化遺産・モンゴル相撲 Bökh とは
Mongolian Bökh は、何千年にもわたって受け継がれてきた伝統的なレスリング競技です。中国の無形文化遺産として位置づけられ、いまもなお草原の生活や世界観を象徴する文化として大切にされています。
国際ニュースや日本語ニュースでは、国や地域の対立や経済指標が注目を集めがちですが、こうした無形文化遺産を知ることは、その社会の心のインフラを理解することにもつながります。
開いた胸元のレザージャケット zodog と首飾り jangaa
Mongolian Bökh の力士は、独特の衣装を身に着けます。特徴的なのは、胸元が大きく開いた革製の上着 zodog と、首に巻くカラフルな jangaa です。
- zodog:前が開いたレザーのジャケット。短く、動きやすいデザインで、力士の体格と気迫を際立たせます。
- jangaa:首元を飾る色鮮やかな布。名誉や誇りを象徴する存在として身に着けられます。
衣装そのものが、単なるスポーツウェアではなく、名誉をかけて戦う場であることを観客に伝えるサインになっています。
力比べ以上のもの 草原の勇士の精神
紹介されているように、Mongolian Bökh は単なる身体能力の競い合いではありません。そこには、草原を駆けてきた戦士たちの勇気と精神が受け継がれています。
土の上で向かい合う二人の力士には、次のような価値観が込められていると考えられます。
- 相手を敬いながら、全力を尽くしてぶつかる勇気
- 勝っても驕らず、負けても折れない心
- 個人の強さと同時に、共同体の誇りを背負う意識
つまり Bökh は、誰が強いかを決める競技であると同時に、どのように強くあるかを問い直す文化的な実践でもあります。
2025年の私たちが草原のスポーツから学べること
2025年のいま、私たちはオンラインで世界中のニュースや動画にアクセスできますが、実際の土地の風や土の感触は画面からは伝わりにくいものです。何千年も続く Mongolian Bökh のような無形文化遺産に目を向けることは、数字やトレンドだけでは見えてこない世界像を教えてくれます。
忙しい日常のなかでも、zodog や jangaa に込められた名誉の感覚や、草原の勇士の精神に思いをはせてみると、自分の仕事や学び、SNS でのふるまいを見つめ直すきっかけにもなりそうです。
国際ニュースを日本語で追いかけるとき、政治や経済だけでなく、その土地の人びとが大切にしてきたスポーツや儀礼にも、少し目を向けてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








