ラサへ旅したPrincess Wencheng ポタラ宮壁画が語る1300年前の物語 video poster
今から1300年以上前、長安からラサへと旅立った一人のプリンセス・Princess Wencheng。その壮大な旅の物語はいまも、ポタラ宮の壁に描かれた壁画として息づいています。本記事では、この壁画が伝える物語と、2025年の私たちがそこから何を感じ取れるのかを考えます。
ポタラ宮の壁画が語る古い物語
ポタラ宮の壁には、Princess Wenchengが長安からラサへ向かった物語が描かれています。壁画は、文字を読まなくても物語の流れや登場人物の関係を直感的に感じ取れる、ビジュアルな歴史書のような存在です。
旅立ちの場面や行列、険しい道のり、そしてラサに到着するまでの時間の流れを、一枚の壁画が静かに伝えていると想像できます。観る人は足を止めてその細部を追いながら、1300年以上前の時代へと意識をさかのぼらせることになるでしょう。
長安からラサへ: 都市をつなぐプリンセスの旅
Princess Wenchengが出発した長安は、現在の中国の都市・西安にあたります。西安は、いま兵馬俑で世界的に知られる都市です。その西安から、はるかラサまで向かった旅は、現代の感覚で言えば国や地域をまたぐ長距離移動に相当します。
交通手段が限られていた1300年以上前に、長安からラサまで向かうことは、時間も体力も覚悟も必要な大きな決断だったはずです。そのスケールの大きさを、ポタラ宮の壁画は一枚の絵として凝縮していると言えます。
壁画が見せるつながりのイメージ
長安からラサまでの旅の物語は、単なる移動の記録ではなく、離れた都市どうしが結び付けられていく過程を象徴的に描いたものとしても受け取れます。Princess Wenchengの存在は、そのつながりを体現する人物として壁画の中心に据えられているのでしょう。
壁画の前に立つと、長安とラサという二つの都市だけでなく、そのあいだに広がる土地や人びとの生活まで想像が広がっていきます。一人の旅が、多くの人や文化を巻き込みながら展開していくイメージです。
2025年の私たちがこの物語から学べること
2025年のいま、私たちは飛行機や高速鉄道、インターネットで世界各地と簡単につながることができます。それでも、ポタラ宮の壁画に描かれたような遠くへ向かう決意や、知らない土地へ踏み出す勇気は、依然として大きなテーマです。
Princess Wenchengの旅の物語から、次のような視点を読み取ることができます。
- 時間と距離を超えて続く、人と人とのつながり
- 一つの都市から別の都市へ向かうことで生まれる、新しい関係や物語
- 歴史を知るだけでなく、見る・感じるための文化遺産としての壁画の役割
歴史をニュースとして読み直す
1300年以上前の出来事は、一見すると現代のニュースからは遠い話題に思えるかもしれません。しかし、長安からラサへ向かったPrincess Wenchengの物語を描いたポタラ宮の壁画は、いまも人びとの目に触れ、そこで新しい解釈や感想が生まれ続けています。
歴史的な出来事を、現在の私たちの経験や感覚に引き寄せて読み直すことは、世界を理解するうえでの大切なトレーニングでもあります。ラサのポタラ宮の壁画に描かれたこの旅は、国際ニュースや異文化理解に関心を持つ私たちに、静かに問いを投げかけていると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








