中国・五台山でこの冬初雪 霧に浮かぶ寺院と安全対策 video poster
中国北部の仏教聖地・五台山がこの冬の初雪で一面の銀世界に包まれました。水墨画のような静かな景色が広がる一方で、現地の景勝地管理当局は観光客に安全対策を呼びかけています。
中国・五台山、この冬の初雪
中国北部・山西省忻州市にある五台山で、この冬の初雪が観測されました。2025年12月現在、山一帯は薄く雪化粧をまとい、山肌や森、寺院がやわらかな白と灰色のグラデーションに包まれています。
五台山は中国仏教の聖地として知られ、多くの寺院や古い塔が点在しています。雪と霧の中から、古い寺院や塔がうっすらと姿を現す光景は、まるで水墨画の一場面のようだと訪れた人たちは語っています。
静かな絶景が映す「冬の中国」
国際ニュースとしての中国の話題は、経済や外交が中心になりがちですが、五台山のような景勝地の初雪は、冬の中国の日常を映し出すニュースともいえます。雪に包まれた古寺や塔は、観光客だけでなく、写真愛好家や動画クリエイターからの関心も集めています。
うっすらと積もった雪に霧が重なり、遠くの山並みや寺院が淡くにじむ様子は、日本の読者にもどこか懐かしさを感じさせる風景かもしれません。SNS上では、静寂に満ちた五台山の写真や動画が、「まるで水墨画」「時間が止まったようだ」といったコメントとともに共有されています。
観光客への安全呼びかけ
こうした美しい雪景色の一方で、五台山の景勝地管理当局は、観光客に向けて安全上の注意を呼びかけています。雪や氷で足元が滑りやすくなるうえ、霧が濃い日は視界も悪くなるためです。
安全上の呼びかけとしては、次のような点が重視されています。
- 滑りにくい靴や防寒具を準備し、無理のない服装で観光すること
- 山道や石段では手すりを利用し、走ったり、写真撮影に夢中になって足元への注意をおろそかにしないこと
- 気象情報や現地スタッフの案内に従い、立ち入り禁止区域には入らないこと
- 団体で訪れる場合は、はぐれないようこまめに人数確認を行うこと
冬の観光地では、こうした基本的な注意を押さえることで、事故の多くを防ぐことができるといわれます。静かな雪景色を楽しみつつ、安全面にも意識を向けることが求められています。
日本から眺める「近くて遠い」冬の名山
日本から見れば、五台山の初雪は直接生活に影響するニュースではないかもしれません。しかし、同じ東アジアの冬の風景として、中国北部の山岳地帯でどのように季節が移ろっているのかをイメージする手がかりになります。
オンラインで気軽に海外のニュースに触れられる今だからこそ、経済指標や外交交渉だけでなく、こうした季節の便りにも目を向けることで、隣国の日常に対するイメージは少しずつ変わっていきます。雪に包まれた五台山の光景は、「ニュースを通じて世界をのぞき見る」という感覚を改めて思い出させてくれます。
忙しい日常の合間に、五台山の静かな雪景色を思い浮かべながら、東アジアの冬の空気を少しだけ共有してみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








