甘粛・天祝で冬観光が活況 雪上スポーツとチベット文化体験が人気 video poster
中国本土・甘粛省の天祝チベット族自治県で、雪を楽しむアクティビティとチベット文化体験を組み合わせた冬の観光が注目を集めています。スキーなどの雪上スポーツに、伝統的な踊りや競技を重ねることで、冬ならではの旅の魅力が一段と広がっている形です。
雪上アクティビティが牽引する「冬の目的地化」
天祝チベット族自治県では、アイス・スノー(氷雪)関連の体験が冬季観光の追い風になっています。雪景色の中で体を動かす楽しさに加え、現地の文化に触れられる要素が加わることで、「滑るだけ」では終わらない滞在型の旅が作られています。
標高3,000m超のスキー拠点「烏鞘嶺国際スキー場」
この地域の代表的なスポットが、標高3,000メートルを超える場所に位置する烏鞘嶺(ウーシャオリン)国際スキー場です。甘粛省内でも高地にあるスキー目的地の一つとされ、冬のレジャー需要を受け止める拠点になっています。
雪の上で広がる体験メニュー
スキーで斜面を楽しむだけでなく、現地ならではのプログラムも用意されています。たとえば次のような体験が挙げられます。
- 伝統的なチベット舞踊
- チベット式の綱引き
- スノーバイク
「スポーツ」と「文化」の距離が近い設計は、旅の満足度を左右する“もう一つの思い出”を作りやすいのが特徴です。
年末年始(2025年末〜2026年初)に向け、旅行パッケージを拡充
現在(2025年12月)、年末年始の休暇シーズンに向けて、同スキー場では複数の旅行パッケージを投入する予定です。具体的には、宿泊とスキーを組み合わせた「スキー&ステイ」型に加え、家族向け、親子向け、カップル向けなど、目的別の選択肢を増やすとされています。
滞在のスタイルを細かく分けることは、旅行の計画段階での迷いを減らし、冬の需要を地域に呼び込みやすくする実務的な工夫でもあります。
静かな変化:冬の観光は「風景」から「参加」へ
雪景色を眺める旅から、雪の上で遊び、文化に参加する旅へ——。天祝チベット族自治県の取り組みは、冬の観光を“季節限定のイベント”ではなく、地域の魅力を立体的に伝える場として育てようとしている点が印象的です。スキーの爽快感と、踊りや競技が生む一体感。その組み合わせが、冬の旅の記憶を濃くしていきます。
Reference(s):
cgtn.com








