中国本土北部でスキー熱、天津・薊州のリゾートが年末年始に来場急増 video poster
2026年の年明けをまたいだ年末年始休暇期間、中国本土北部で「氷と雪」のレジャーが一段と存在感を増しています。天津市の薊州(ジーチョウ)国際スキーリゾートでは来場者数が急増し、受け入れ体制の強化が進みました。
天津・薊州国際スキーリゾートで何が起きたのか
薊州国際スキーリゾートでは年末年始の需要増に合わせ、運営面の手当てを厚くしたとされています。具体的には、ゲレンデ運用から装備、指導体制までを同時に拡充しました。
- スキーコース:11本をオープン
- 設備:新しい造雪(スノーメイキング)機器を追加
- レンタル在庫:スキー用具を5,000セット超に増強
- 人員:200人超のプロインストラクターを配置
初心者向けに「無料クラス」を毎日2回
初めての人が増えるほど、必要になるのは“楽しさ”だけでなく“安全”です。リゾートは来場者ニーズに対応する形で、初心者が基本技術と安全知識を身につけるための無料公開クラスを毎日2回提供したといいます。
混雑期ほど転倒や接触などのリスクが上がりやすい中、基礎とルールを短時間で共有する取り組みは、現場の運営にも直結する要素になりそうです。
ホテル〜ゲレンデの移動も「シームレス」に
滞在型の旅行では、移動のストレスが満足度を左右します。薊州国際スキーリゾートでは、近隣ホテルとリゾートを結ぶシャトルバスを拡充し、宿泊客の移動をつなげたとされています。
周辺ホテルにも波及した「氷雪観光」の熱
今回の動きはゲレンデの中だけで完結しません。周辺エリアのホテルも、氷雪観光の人気上昇の恩恵を受けているとされます。リゾートが受け入れ能力を上げ、交通を整えることで、宿泊需要にも連鎖が生まれやすくなる——そんな構図が見えてきます。
この先の注目点:混雑期に問われる“体験の質”
来場者数の増加は明るい材料である一方、現場では「待ち時間」「安全」「道具の確保」「移動の分かりやすさ」など、体験の質をどう保つかが課題になりがちです。コース運用、造雪、レンタル、インストラクター、無料クラス、シャトル——複数の打ち手を束ねて需要に応える姿勢は、今冬の氷雪レジャーの広がりを象徴する動きとして注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








