吉林省・査干湖(チャガン湖)氷上漁の祭典、1月8日開幕へ video poster
中国本土・吉林省の「査干湖(チャガン湖)」で、冬の風物詩として知られる氷上漁の大型イベントが、あす2026年1月8日に開幕します。伝統漁と雪氷アクティビティを組み合わせた内容が、今シーズンの見どころです。
「第24回」チャガン湖の漁猟文化観光フェスとは
吉林省松原市で開かれるのは、第24回・チャガン湖漁猟文化観光フェスティバル。氷で覆われた湖の上で行われる漁の実演を中心に、冬の観光体験をまとめて楽しめる催しとして位置づけられています。
主催者側の案内では、今冬の漁期は春節の直前に終了する予定で、限られた期間に集中的に開催されます。
約1000年の伝統—氷上漁が「無形文化遺産」に
チャガン湖の冬の漁は、約1000年前にさかのぼるとされ、国家級の無形文化遺産としても知られています。来場者は、氷を手作業で切り出す工程や、凍った湖の下に仕掛けた網を引き上げる一連の流れを、間近で見られるといいます。
見学できる伝統的な作業(発表内容より)
- 手作業による氷の切り出し
- 馬に引かせる装置で、氷下の網を引き上げる工程
今年の新要素:23万平方メートルの雪氷アミューズメントパーク
今年は、約23万平方メートルの氷雪アミューズメントパークが新たに加わるのがトピックです。発表によると、冬の体験メニューは30種類以上。同時に最大3000人を受け入れられる設計とされています。
また、500平方メートルの空気膜ドーム(エアドーム)を使った「氷上フィッシング・キャンプ」も用意され、100カ所の釣りスポットで“氷上ならでは”の体験を提供する計画です。
氷上スキーエリアも新設、最大2000人を想定
さらに、氷上のスキーエリアも導入され、こちらは最大2000人の利用を想定しているとされています。自然景観、文化的背景、体験型コンテンツを重ねることで、「伝統」と「現代的な遊び方」を同じ場所で味わえる構成になっています。
“寒さの中の熱気”が映すもの
凍てつく湖の上で受け継がれてきた技と、雪氷レジャーの拡充。どちらも「冬を資源に変える」発想ですが、同時に、文化の継承を見せる形にすることで、地域の冬が新しい集客の回路を持ち始めている—そんな変化も読み取れます。
氷上という特別な環境だからこそ、伝統の見学と体験型施設の両立が、来場者の動線や安全面、湖の自然環境への配慮とどう噛み合っていくのか。今シーズンの運営は、そのバランス感覚も注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








