新疆ボステン湖で氷上ヨット大会、冬の観光を後押し
新疆ウイグル自治区のボステン湖(博斯騰湖)で今月の土曜日(1月10日)、凍結した湖面を舞台にした「氷上ヨット(アイスセーリング)」の大会が始まりました。中国本土各地から20人以上のトップ選手が集結し、冬の観光シーズンを盛り上げる目玉イベントとして注目されています。
氷上を走る“ヨット”――ボステン湖でレガッタ開幕
大会当日、強い風を受けた氷上ヨットはスタートと同時に矢のように加速し、鏡のように滑らかな氷面に明るい軌跡を刻みました。帆と風を使う「セーリング」の技術に、凍った水面ならではのスピード感が加わるのが氷上ヨットの魅力です。
「寒さ」を資源に変える:Bosten Lake Ice and Snow Season
この大会は「ボステン湖アイス&スノーシーズン(Bosten Lake Ice and Snow Season)」のハイライトの一つと位置づけられています。主催側は、冬の“冷たい資源”を人の流れが生まれる“熱い魅力”へ転換する狙いを示しており、スポーツイベントを起点にした冬の観光づくりが進んでいるかたちです。
なぜ今、氷上スポーツが観光と相性がいいのか
氷上ヨットは競技としての見応えだけでなく、短時間でも「動き」が伝わりやすく、SNSで共有されやすい素材になりやすい点が特徴です。今回のような大会は、次の要素が重なりやすいイベントだと言えます。
- 視覚的インパクト:白い氷上を高速で滑走するため、映像映えしやすい
- 冬季の“体験”化:見る・撮るだけでなく、季節のレジャーとして関心を集めやすい
- 地域の季節課題に合う:冬に人が減りがちな時期でも、目的地化しやすい
今後の注目点:大会の広がりと地域の冬の選択肢
氷上ヨットのように、気象条件を前提に成立するスポーツは「毎年同じ形でできる」とは限りません。一方で、条件がそろったときの体験価値は高く、冬の観光に新しい選択肢を加える可能性もあります。ボステン湖の氷雪シーズンが、競技の継続と観光の受け皿づくりをどう両立させていくのか、今後も関心が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








