春節目前の中国本土、上海の花市場と江西・南昌の龍灯工房に活気 video poster
2026年1月中旬、春節(旧正月)が近づく中国本土では、年の節目を迎える準備が街のあちこちで加速しています。上海では花市場がにぎわい、江西省・南昌の龍灯(ドラゴンランタン)工房では国内外からの注文に追われるなど、暮らしの彩りを支える現場が「繁忙期」に入っています。
上海:長持ちする「鉢花」を探す人で花市場が混雑
上海の大規模な花市場では、春節の飾りつけや室内の雰囲気づくりを目的に、買い物客が続々と訪れています。目立つのは、切り花よりも長く楽しめて手入れが比較的簡単な鉢植えの需要です。
連休中は自宅で過ごす時間が増えやすく、花や緑を取り入れて空間を整えたいというニーズとも重なります。色鮮やかな鉢花が並ぶ売り場は、春節らしい「華やぎ」を先取りする場になっているようです。
江西・南昌:龍灯工房がフル稼働、1日に何十個も製作
一方、江西省南昌では、龍灯を制作する伝統工芸の工房がフル稼働しています。工房には注文が相次ぎ、国内だけでなく海外市場からのオーダーも入っているとされ、作業員は納期に間に合わせるため製作を急いでいます。
現場では、色とりどりの龍灯を1日に何十個も仕上げるペースで生産が続いているとのことです。春節の行事や装飾で存在感のある龍灯は、季節のムードを象徴するアイテムの一つとして、作り手の技術と段取りが問われます。
いま起きていることを、2つの現場で見る
- 消費の現場:花市場では「長持ち・手入れしやすい」実用性が選ばれるポイントに。
- ものづくりの現場:工房は国内外の需要に対応し、短期間で量を仕上げる体制へ。
春節の準備は、単に「お祝いの飾り」を買う行動にとどまらず、都市の市場と地域の工房を同時に動かします。華やかな売り場の裏側で、手作業の積み重ねが季節の景色を支えている——そんな構図が、今年も静かに浮かび上がっています。
Reference(s):
cgtn.com








