中国本土・自貢で「午年」ランタン祭、1月23日開幕へ―神話の世界を歩く没入型展示 video poster
中国本土・四川省の自貢(Zigong)で、新しいランタン(灯彩)ショーが2026年1月23日に開幕します。主催側によると、設置はすでに完了しており、「午年(うまどし)」をモチーフにした神話と伝承の“物語空間”が街を照らす、という位置づけです。
伝統の灯りに「染め」「切り絵」…無形文化遺産の技が交差
今回の見どころは、伝統的なランタン作りに、絞り染め(タイダイ)や切り絵などの無形文化遺産(伝統工芸)を組み合わせ、中国の神話、叙事詩的な伝説、古典的な歴史物語へと編み込んでいる点です。単体の展示として眺めるだけでなく、物語の流れとして体験する設計が意識されています。
規模感:大型11セット+中小200超、街全体が“ストーリースケープ”に
会場には、大型のランタンセットが11、さらに中小の展示が200以上展開されるとされています。光の造形を「点」ではなく「連なり」で見せることで、歩くほどに場面が切り替わる――そんな没入型(イマーシブ)体験を狙った構成です。
注目ポイント(発表内容ベース)
- 全長300メートルのテーマストリート
- 衣装・小道具のレンタルによる、多様なフォトシーン
- 来場ルートに沿って展開する360度の回遊型パフォーマンス
- 観客の動きに合わせて物語が進むインタラクティブなストーリーライン
「見る」から「参加する」へ――観光イベントの演出が変わる
近年、各地のライトアップやフェスティバルでは、展示そのものの豪華さに加えて、体験の設計が重視される傾向があります。自貢の今回のショーも、回遊型パフォーマンスや衣装・小道具の要素を組み合わせ、来場者を“鑑賞者”から“登場人物”へと近づける発想が前面に出ています。
伝統工芸を守ることと、現代の鑑賞スタイル(スマホ撮影、短尺動画、シェア)に合わせて語り口を更新すること。その両方を同時に成立させようとする試みとしても、静かに注目されそうです。
開幕日:2026年1月23日(発表による)
Reference(s):
cgtn.com







