自貢が光に包まれる:第32回「国際恐竜ランタンフェス」開幕
中国本土の自貢(Zigong)で「第32回 国際恐竜ランタンフェスティバル」が開幕し、伝統ランタンの技と“いまの物語”を重ねた夜景が注目を集めています。
会場は「Lantern World」—光で“生きる”夜の風景
今回の舞台となったのは、自貢の「Lantern World」。開幕に合わせて会場全体がライトアップされ、光の演出によって“歩いて没入する”ナイトスケープが立ち上がります。
10のテーマゾーンで巡る、縁起と物語
フェスティバルは10のテーマゾーンで構成され、例えば次のようなエリアが用意されています。
- 中国結び(チャイニーズノット)のアベニュー
- 幸運と繁栄をテーマにした広場
- 「ムーラン(Mulan)の伝説」にちなんだセクション
縁起のモチーフから伝承まで、テーマの振れ幅が大きいのが特徴です。写真映えだけでなく、「どんな意味を持つ意匠なのか」を読み解きながら歩ける構成になっています。
大型11点+小型200点超——“数”が生む密度
見どころは規模感にもあります。会場には大型ランタン作品が11点、さらに200点を超える小型ディスプレーが並び、視界の端々まで光が途切れにくい設計です。
また、フェスは伝統的なクラフトマンシップ(職人技)や民俗芸術も前面に打ち出しており、「技法」と「演出」が同じ空間で共存するのが印象的です。
伝統ランタンで語る「現代の中国の物語」
主催側は、伝統的なランタンアートを使って現代の中国のストーリーを語ることを狙いとして示しています。古くからの意匠や手仕事を“そのまま保存”するのではなく、光の体験としてアップデートする——。その姿勢が、会場全体の没入感につながっているようです。
見方のヒント(会場で迷わないために)
- まずは大型作品で世界観をつかみ、次に小型ディスプレーで細部のモチーフを拾う
- テーマゾーンごとに「縁起」「伝承」など軸が変わるので、切り替えを楽しむ意識で回る
- “明るさ”だけでなく、影や奥行きも含めて眺めると密度が分かりやすい
光は一晩で消えてしまいますが、物語の断片は写真や記憶に残る。そんなタイプのイベントとして、2026年1月下旬のいま、静かに話題を集めています。
Reference(s):
Zigong lights up for the International Dinosaur Lantern Festival
cgtn.com








