中国本土・新疆のタリム川、冬の氷上漁が本格化 生態保全で魚資源も回復 video poster
2026年2月上旬、中国本土の新疆ウイグル自治区を流れるタリム川が冬の漁期に入りました。厚い氷を切り開いて網を投じる氷上漁は、この地域で長年続く季節の営み。近年は生態(水環境)を意識した水の供給と流域管理が続き、水位の維持と魚類資源の回復が進んだとされ、冬の「氷の収穫」を支えています。
氷を割り、網を入れる——冬ならではの漁の風景
凍結した川面の上で、漁師たちは氷に穴を開け、網を通して魚を引き上げます。水面が閉ざされる冬は作業が厳しくなる一方、氷と人の動きが作る独特のリズムがあり、地域の冬景色としても定着しています。
水位を保つ取り組みが「漁の豊かさ」にもつながる
伝えられているところでは、タリム川では持続的な生態水供給(生態系を守るための計画的な放水・配分)や流域の管理が続けられ、水位が高めに保たれ、漁業資源も回復してきたといいます。水環境の安定は、冬漁の成果だけでなく、川沿いの暮らしや景観にも影響します。
- 水位の維持:冬季でも水環境が極端に弱らない土台に
- 魚類資源の回復:漁の「量」だけでなく持続性の議論にも関係
- 流域管理:川全体を一つの単位として扱う発想が鍵に
黄金色のポプラと漁師の影——自然と生業が並ぶ瞬間
川沿いには黄金色に映えるポプラが立ち、氷上に伸びる漁師のシルエットが冬の静けさを際立たせます。厳冬の美しさが目を引く一方で、背景には水を守る取り組みと、自然の回復力(レジリエンス)が重なっています。派手な変化ではなく、積み重ねが景色を少しずつ変えていく——タリム川の冬漁は、そんな時間の流れも映し出しているようです。
Reference(s):
cgtn.com








