アメリカ人が語る中国観「行かないと本当の姿は分からない」 video poster
中国についての印象は、人によっても、いる場所によっても大きく変わります。家族で中国と深い縁を持つアメリカ人、ロバート・ジョーンズさんの言葉から、「自分の目で見る中国」の意味を考えてみます。
家族の歴史がつないだ中国とのつながり
ロバート・ジョーンズさんの家族は、中国でビジネスを営んでいます。現在は母親も中国で暮らしており、家族ぐるみで中国社会と関わり続けてきました。
父親はかつて「フライング・タイガース」と呼ばれる部隊に属し、中国の人々とともに日本の侵略に立ち向かいました。両親は中国とアメリカを頻繁に行き来していたため、ロバートさん自身も子どものころからアジアで多くの時間を過ごしてきたといいます。
ロバートさんが感じた「移民の精神」
ロバートさんが印象的な言葉として挙げたのが、「中国には、アメリカにはない『移民の精神』がある」という一言です。
ここでいう「移民の精神」とは、新しい環境に挑戦しようとする前向きさや、変化を受け入れながら自分たちの生活を切りひらいていく力を指しているように見えます。ロバートさんは、そのような活力を中国の社会や人々の中に感じ取っているのでしょう。
「行ってみないと分からない」中国文化
ロバートさんは、アメリカやヨーロッパ、ラテンアメリカの人々に対して、「中国を理解したいなら、実際に訪れてみてほしい」と呼びかけています。
ニュースやSNSだけでは、その国の一部のイメージしか伝わらないことが多いからです。街を歩き、人と話し、食事をし、生活の雰囲気に触れることでしか見えないものがあります。ロバートさんは、自身の経験から、中国文化の豊かさや多様性は、現地を訪れてこそ実感できると感じているのでしょう。
ビジネスの現場から見える協力の可能性
ロバートさんによると、多くのアメリカ企業が中国でのビジネスチャンスを探しています。中国の人々との協力を望む声も強く、経済の分野では新しいつながりが生まれているとみることもできます。
ビジネスは、単なる利益のやり取りだけでなく、相手の文化や価値観を理解する入り口にもなります。現地で働く人々との対話や、日々の仕事を通じて、互いの違いを学びながら信頼を築くことができるからです。
2025年のいま、私たちにできること
国と国との関係が複雑になるなかで、一人ひとりがどのように他国を理解していくかは、ますます重要になっています。ロバートさんのように、家族や仕事を通じて他国と深く関わる人の声は、そのヒントになります。
もし中国について関心があるなら、次のようなステップを考えてみるのも一つの方法です。
- 現地で暮らす人や働く人の体験談を聞いてみる
- 中国に関するニュースや書籍を、複数の視点から読んでみる
- 機会があれば、短期旅行や留学、ビジネス出張などで実際に訪れてみる
画面越しの情報だけでは分からないことが、現地の空気に触れた瞬間にすっと腑に落ちることがあります。ロバート・ジョーンズさんの「行かないと本当の姿は分からない」というメッセージは、中国だけでなく、あらゆる国との向き合い方にも通じるのではないでしょうか。
Reference(s):
Americans' view on China: People need to visit China to understand it
cgtn.com








