米国人映像作家が語る中国での忘れられない思い出 成都で感じた人の温かさ video poster
米国人映像作家ボビー・モッサーさんが、中国での留学生活について語りました。四川省のSouthwestern University of Finance and Economicsで中国語を学びながら、中国料理や文化、友人との交流に魅了された経験は、今も忘れられない思い出として心に残っているといいます。
四川省で中国語を学んだ米国人映像作家
ボビー・モッサーさんは米国出身の映像作家で、四川省のSouthwestern University of Finance and Economicsで中国語を専攻しました。中国語の勉強を通じて、中国の文化や歴史への関心を深めていったといいます。
インタビューでボビーさんは、中国で過ごした時間について「大きな喜びとワクワクに満ちていた」と振り返りました。教室での学びだけでなく、街に出て人々と交流し、日常の中で中国語を使うこと自体が楽しかったようです。
中国料理と文化への「恋」を語る
ボビーさんは、中国料理への深い愛着を何度も口にしました。四川省ならではの料理を含め、多彩な味に触れることで、中国への理解がぐっと近づいたと感じたようです。食を通じた体験は、言葉以上に記憶に残りやすいものです。
同時に、中国の長い歴史や文化への強い魅力も語りました。教科書だけではなく、実際に現地に身を置き、街並みや人々の暮らしから歴史の蓄積を感じることができたといいます。
心に残る三つのシーン
ボビーさんの中国での思い出のなかでも、とくに印象的なのが次の三つのシーンです。
- 人情味あふれる家族経営のレストラン
- 旅先で偶然出会った人との、熱のこもった交流
- にぎやかさと静けさが同居する成都の生活
家族レストランで感じた「人の温かさ」
ボビーさんは、とある家族経営のレストランを大切な記憶として挙げています。そこでの食事は、料理そのものの味に加えて、店の人たちとのやりとりや気さくな雰囲気が強く印象に残ったようです。肩の力を抜いてくつろげる空間に、「人の温かさ」を感じたのでしょう。
旅先での偶然の出会い
旅行中には、偶然の出会いから熱心な交流が生まれたといいます。道を尋ねたことがきっかけで会話が弾んだのか、あるいは同じ場所を訪れていたことから話が盛り上がったのか、その細部は語られていませんが、enthusiastic meeting by chance(熱のこもった偶然の出会い)は、ボビーさんにとって中国の人々の開かれた姿を象徴する出来事になりました。
にぎやかで、同時に穏やかな成都の日々
ボビーさんが学んだ成都の街は、「活気に満ちたにぎやかさ」と「落ち着いた静けさ」が同時に存在する場所として記憶されています。大都市ならではの人の多さや忙しさがある一方で、公園でくつろぐ人々や、ゆっくりとした時間が流れる路地裏の風景など、穏やかな日常もそこにはありました。
こうしたコントラストのある都市の空気は、短期の旅行ではなかなか感じにくく、留学というかたちで生活に溶け込んだからこそ見えた一面だといえます。
記念品に込められた友情と郷愁
中国での生活を終えて米国に戻る際、ボビーさんは多くの記念品を持ち帰りました。その多くは、中国の友人たちから贈られた品だといいます。一つひとつの品には、共に過ごした時間や会話の記憶が重なっています。
ボビーさんは、こうした経験を振り返りながら、強い郷愁と「また戻りたい」という思いを語りました。旅行や中国語の学びを通じて得た数々の思い出は、今も日常のどこかで彼を支え続けているようです。
個人の物語が映し出す「国」と「人」の距離
国際ニュースでは、国家間の関係や経済、安全保障など、マクロな話題が取り上げられることが多いです。しかし、ボビーさんのような一人の留学生の記憶は、ニュースのヘッドラインからは見えにくい、日常の中国の姿を静かに伝えてくれます。
家族レストランでの何気ない会話、旅先での偶然の出会い、都市のリズムや街の空気──そうした小さな体験の積み重ねが、「中国」という国名から思い浮かべるイメージを少しずつ変えていきます。
ボビーさんの物語は、異なる文化や言語のあいだにも、食や日常の時間を共有することで、ゆっくりと信頼や親しみが育まれていくことを示しています。国際情勢のニュースとあわせて、こうした個人の視点にも耳を傾けることで、世界の見え方は少し豊かになるのかもしれません。
中国での忘れられない思い出を抱えながら、今も郷愁を感じているというボビー・モッサーさん。彼のエピソードは、私たち一人ひとりが海外で出会う人や場所とのつながりを、あらためて大切にしたいと思わせてくれます。
Reference(s):
Americans' View on China: My unforgettable memories in China
cgtn.com








