韓国のペットショップ店主が語る新年の願い CGTN「1,001 Wishes for 2025」 video poster
2024年末、国際メディアCGTNが始めたSNSキャンペーン「1,001 Wishes for 2025 #Hello2025」に、韓国のペットビジネスオーナーであるドンドンさんが参加しました。政治の混乱が続いた一年を振り返りながら語られた新年の願いは、2025年の今も考えさせられるメッセージです。
世界81言語で広がった「1,001 Wishes for 2025」
「1,001 Wishes for 2025」は、CGTNが2024年の終わりに立ち上げたグローバルなSNSキャンペーンです。世界中の人々が2025年への願いを投稿し合う企画で、81言語で展開されました。
参加者は、それぞれの言葉で新しい年へのひとことを共有します。将来への希望や、身近な家族・友人への思い、社会に対するメッセージなど、多様な声が集まることを目指した企画です。
年末の楽しみが揺らいだ韓国の2024年
韓国では例年、年末は人びとが家族や友人と集まり、食事をしたり、旅行に出かけたりする大切なシーズンです。久しぶりに会う知人を訪ねる機会にもなり、街全体がにぎわいを見せます。
しかしドンドンさんによると、2024年は政治的な混乱の影響で、こうした年末の習慣が大きく乱れた一年でした。予定していた集まりや旅行を控える人も多く、社会全体にどこか落ち着かない空気が漂っていたといいます。
ペットビジネスを営む立場からは、日々の暮らしに寄り添うサービスを続けながらも、先行きへの不安を抱える人びとの表情が印象に残ったのかもしれません。
「個人の成功よりも、みんなのために」ドンドンさんの願い
そんな中で、ドンドンさんが新年に寄せたメッセージは、「社会がもっと思いやりにあふれ、団結し、個人の成功よりも共通の善を大事にしてほしい」というものでした。
2024年が「韓国の人びとにとってとても大変な一年だった」と振り返りながら、彼女は、互いを気遣い合う社会への願いを言葉にしました。一人ひとりが自分だけの利益を追い求めるのではなく、周りの人やコミュニティ全体の幸せを考えることが大切だというメッセージです。
経済や政治の不透明感が続くなかで、「共通の善」を優先するという視点は、多くの地域で共有されうる問いでもあります。新年の願いとして語られた言葉が、日々の暮らしの中でどのように実現されるのかが、これからのテーマになっていきそうです。
いちばん身近な願いは「犬ともっと旅をしたい」
社会全体へのメッセージとは別に、ドンドンさんにはもう一つ、個人的な新年の願いがありました。それは「愛犬ともっと一緒に旅行に出かけたい」というものです。
政治や社会の状況が不安定なときでも、ペットという身近な存在と過ごす時間は、多くの人にとって心の支えになります。お気に入りの場所に出かけたり、新しい景色を一緒に見たりすることは、小さな喜びでありながら、日常を前向きにしてくれる力を持っています。
大きな社会課題と、ごく個人的なささやかな楽しみ。その両方を大事にする新年の願いに、人間らしいリアリティが感じられます。
私たちはどんな「願い」を2025年に託すのか
CGTNの「1,001 Wishes for 2025」のような国際的なキャンペーンは、世界のさまざまな場所で暮らす人びとが、それぞれの現実と希望を言葉にするきっかけになりました。
韓国のドンドンさんのエピソードから見えてくるのは、次のような問いかけです。
- 社会が揺らぐとき、私たちはどのように「共通の善」を守ろうとするのか
- 個人の成功と、周りの人びとの幸せをどう両立させるのか
- ペットや家族、友人など、身近な存在との時間をどれだけ大切にできているか
2025年も、世界のどこかでさまざまな「願い」が生まれ続けています。他者の声に耳を傾けながら、自分自身はどんな言葉を新しい一年に託したいのか、改めて考えてみるタイミングかもしれません。
Reference(s):
1,001 Wishes: New Year's greetings from a South Korean pet shop owner
cgtn.com








