カメルーン人留学生が見た北京の年貨市 春節前の新年マーケットを歩く video poster
中国の旧正月である春節を前に、北京では「年貨市」と呼ばれる新年用品の市場がにぎわいを見せています。現在、北京市の全国農業展覧館では「第29回北京年貨フェア」が開かれており、数百の店舗と数千点もの商品が並びます。カメルーン出身の留学生ジェニー・エヴィンディ・アンドレア・アヴォムさんも会場を訪れ、中国の「新年の買い出し」文化を肌で感じました。
北京の「年貨市」とは? 春節前の大イベント
多くの中国の人々にとって、新年の買い物は春節前に欠かせない儀式です。家族や友人と囲む食卓の準備から、家を彩る飾りつけまで、「年貨」と呼ばれる新年用品をそろえることは、一年の締めくくりであり、新しい一年を迎えるための大切な時間です。
北京市の全国農業展覧館で開催されている第29回北京年貨フェアには、
- 地方色豊かな食品や飲み物
- 春節の飾りつけに使う装飾品
- 日用品やギフト用の詰め合わせ
など、多彩な商品が集まっています。来場者は会場を回りながら、家族へのお土産や、自宅の食卓を彩る品をじっくり選ぶことができます。
カメルーン人留学生が歩いた、北京の新年マーケット
今回紹介されている映像では、カメルーンからの留学生であるジェニー・エヴィンディ・アンドレア・アヴォムさんが、この北京年貨フェアの会場を歩きながら、新年の雰囲気を味わう様子が伝えられています。
色鮮やかな装飾やにぎやかな呼び込み、家族連れや高齢の夫婦まで幅広い世代が買い物を楽しむ姿は、中国の春節が「家族の時間」を重んじる行事であることを物語っています。留学生の視点から見ることで、
- 商品を選ぶ人々の表情や会話
- 売り手と買い手の距離の近さ
- 日常のなかにある祝祭の空気
といった、教科書だけではわからない「生活の文化」が立ち上がってきます。
年貨市が映し出す、中国の生活と国際交流
ジェニーさんのような留学生にとって、こうした年貨市は、教室やキャンパスの外で中国社会を知る貴重な機会です。商品や食べ物をきっかけに会話が生まれ、ことばの壁を越えて交流が広がる場にもなります。
日本でも年末になると、商店街や市場が正月用品でにぎわいますが、北京の年貨市は規模や雰囲気がまた少し違います。大都市の会場に、地方の味や文化が集まり、それを世界各地からの留学生や旅行者が体験することで、春節はますます国際的な行事としての顔も持つようになっています。
春節の買い物という身近な日常の風景を通して、中国の人々の価値観や家族観、そして国際交流の現在地を読み解くことができます。2025年の今、北京の年貨市を歩くカメルーン人留学生の目に映る新年の光景は、グローバル化するアジアを象徴する一場面と言えるかもしれません。
Reference(s):
Cameroonian student's impression of New Year market in Beijing
cgtn.com








