メキシコ人留学生が語る春節:北京で見つけた中国の旧正月と自国の共通点 video poster
中国の旧正月「春節」を、海外から来た留学生はどのように体験するのでしょうか。北京大学で学ぶメキシコ出身のモライマ・オルドニェスさんの思い出から、春節とメキシコの新年の意外な共通点をたどります。
北京で過ごした、はじめての春節
モライマ・オルドニェスさんは、北京大学に在籍するメキシコ人留学生です。彼女の心に強く残っているのが、中国の友人の家で迎えた春節の記憶です。にぎやかな街の雰囲気とは少し違う、家庭の中で味わう旧正月のあたたかさを体験したといいます。
「福」の一文字に込められた願い
春節の定番の光景のひとつが、赤い紙に書かれた「福」の文字です。モライマさんも、友人の家でこの「福」を自分の手で書く時間に参加しました。筆で一画一画をなぞりながら、新しい年の幸運や豊かさを願うという中国の文化に、間近で触れた瞬間でした。
年越しの食卓を囲む体験
もうひとつ、彼女の印象に残っているのが大晦日の食卓、いわゆる年夜飯です。家族や友人が集まり、料理を囲みながら新しい年を迎えるひとときは、言葉の違いをこえて共有できる時間でした。モライマさんは、その場の空気を通して、中国の春節がいかに家族のつながりを大切にする行事かを感じ取ったといいます。
メキシコの新年との似ているところ、違うところ
番組の中で彼女は、メキシコの新年と中国の春節を比べながら、その共通点と違いを語っています。どちらの文化でも、新しい年を祝うときに家族や大切な人たちが集まり、楽しい食事や会話を通じて絆を確かめ合うという点は共通しているといいます。
一方で、祝い方や細かな習慣には違いがあります。モライマさんは、メキシコならではのユニークな新年の習慣を紹介しながら、中国の春節との対比を楽しんでいます。異なる文化の行事を並べてみることで、自分の文化をあらためて客観的に見るきっかけにもなったようです。
春節が教えてくれる「ことばをこえたつながり」
春節の体験を通じて、モライマさんが感じたのは、文化や言語が違っても「新しい一年が良い年になりますように」と願う気持ちは共通しているということでした。赤い「福」を書く手も、年越しの食卓を囲む笑顔も、その願いを象徴するものです。
中国の旧正月という大きな行事を、留学生の視点から見つめ直すと、ニュースの見出しだけでは見えてこない、人と人とのつながりが浮かび上がってきます。メキシコから来たひとりの学生の春節ストーリーは、国や地域をこえた共感を静かに呼び起こしてくれます。
国際ニュースを身近に感じるために
こうした個人の体験談は、中国の春節やメキシコの新年といった国際ニュースの題材を、自分の生活とつなげて考える手がかりになります。異なる文化の「お正月」を比べてみると、自分の家族や友人との過ごし方についても、新しい視点が得られるかもしれません。
Reference(s):
My Spring Festival Story: Mexican student's memory of Chinese New Year
cgtn.com








