コスタリカ人留学生が語る春節の味と団らん 餃子と湯円がつなぐ文化 video poster
中国の代表的な伝統行事である春節は、家族が集まり、新しい一年の始まりを祝う大切な時間です。今回紹介するのは、コスタリカ出身の学生エリッカ・クーさんが語る、春節の料理と団らんの思い出です。
春節は家族が再会する「温かい時間」
春節は、中国で最も重要な伝統的な祝日の一つとされ、長い歴史と豊かな文化的意味を持っています。家族や親しい人たちが一堂に会し、一緒に食卓を囲みながら、新しい年の幸せや健康を願う時間でもあります。
同時に、春節は世界各地で紹介されるようになり、中国と他の国や地域の人びとをつなぐ文化的な「橋」の役割も担っています。異なる文化の人が春節を体験し、自分の言葉で語ることは、相互理解を深めるきっかけにもなります。
コスタリカ人学生が惚れ込んだ春節料理
エリッカ・クーさんが特に心をつかまれたのは、春節の食卓に欠かせない餃子と湯円(タンユエン、甘いお団子)です。彼女は、これらの料理が伝統を体現すると同時に、食べる人にあたたかさと喜びをもたらしてくれると感じたと話しています。
餃子と湯円が運んでくる「ぬくもり」
餃子は、家族で一緒に包む過程も含めて楽しむ料理として知られています。エリッカさんにとっても、出来たての餃子を囲む時間は、ただお腹を満たすだけでなく、人と人との距離がぐっと近づく瞬間だったといえます。
一方、もちもちとした食感が特徴の湯円は、甘いスープとともに味わうデザートです。エリッカさんは、この湯円を「春節の楽しさとあたたかさを象徴する存在」と捉え、心がほっとするような幸せな気持ちになったと語っています。
コスタリカの祭りとの共通点──大切なのは「一緒にいること」
動画の中でエリッカさんは、コスタリカにも春節と共通点のある行事があると紹介しています。名前や風習は違っても、そこに流れる空気には似ている部分があるといいます。
彼女が挙げた共通点は、とてもシンプルですが、どの文化にも通じるものです。
- 家族が集まり、同じ時間を共有すること
- 友人たちと顔を合わせ、近況を分かち合うこと
- その瞬間を「特別な時間」として大事にすること
このように、春節とコスタリカの祭りは、形こそ違っても、「大切な人と一緒に過ごし、あたたかさや一体感を分かち合う」という点でつながっています。エリッカさんは、異なる文化であっても、人びとが求めるものは驚くほど似ていると感じたようです。
異なる文化の春節体験が教えてくれること
今回のエリッカさんの春節体験は、中国の伝統行事が、今や世界の人びとにとっても身近な存在になりつつあることを示しています。海外からの学生が春節の料理や雰囲気に魅力を感じ、自分の国の祭りと重ね合わせて語ることは、文化の違いよりも共通点に目を向けるきっかけになります。
私たちがニュースや国際情報に触れるときも、「違う文化の人たちが、何を大事にしているのか」という視点を持つことで、出来事の見え方は少し変わってきます。春節の食卓を囲む笑顔や、コスタリカの祭りで交わされる笑い声を思い浮かべながら、国や地域を超えて共有できる「温かい時間」について考えてみるのも良さそうです。
餃子や湯円という一皿の料理が、国境を越えて人と人とをつなぎ、互いの文化への理解を静かに広げていく。そんなささやかな物語が、これからも世界各地で生まれていきそうです。
Reference(s):
A Costa Rican student shares Spring Festival foods and reunion moments
cgtn.com








