北京の市民が世界の質問に回答 CGTNの国際企画「Ask China」とは video poster
世界中の人が中国への素朴な疑問を送り、それに北京の市民が自分の言葉で答える──そんなソーシャルメディア企画「Ask China」が、中国のメディアCGTNによって始まっています。
CGTN「Ask China」とはどんな企画か
「Ask China」は、CGTNが最近立ち上げたソーシャルメディア企画です。世界各地の人々が、中国について気になっていることをオンラインで投稿できるようになっています。
質問は、CGTNのウェブサイトや各種ソーシャルメディア、そして100以上の国と地域に広がるGlobal Stringerネットワークを通じて集められています。テーマは、中国の経済、人々の暮らし、文化、映画など、多岐にわたります。
北京の市民が国際的な友人の質問に答える
こうして世界から寄せられた質問の中から、CGTNの記者・王濤(Wang Tao)さんが代表的なものを選び、北京の街頭に出ました。
街を行き交う市民にマイクを向け、中国の経済や生活、文化に関する問いに答えてもらう形でインタビューを行っています。ニュース番組の専門家コメントとは異なり、普段の生活を送る市民の視点がそのまま映し出されるのが特徴です。
国際ニュースでは、中国についての議論が政府や企業レベルに偏りがちですが、この企画では「北京で暮らす普通の人」が主役になっています。海外の視聴者にとっては、統計や公式発表だけでは見えにくい日常の雰囲気を知る手がかりになりそうです。
ソーシャルメディア時代の中国理解
「Ask China」は、ソーシャルメディアを通じて国際ニュースを発信する新しいかたちの一例とも言えます。
- 世界中から直接質問を受け付けることで、「何が知りたいのか」という関心そのものを可視化している
- 北京の市民が答えることで、一般の人々の声を国境を越えて共有している
- 動画という形式を通じて、表情や話し方といった非言語の情報も伝えようとしている
オンラインで中国についての情報を探す人にとって、このような市民目線のコンテンツは、ニュースを補う材料として位置づけられるかもしれません。
読者にとっての3つの問い
今回の企画から、日本の読者が自分ごととして考えられる点も見えてきます。
- 私たちは、他国についてどの程度「暮らしの感覚」まで想像できているでしょうか。
- ニュースを読むとき、政府や企業だけでなく、市民の声に触れる機会をどのように確保できるでしょうか。
- もし「Ask Japan」のような企画があったら、世界からどんな質問が寄せられ、あなたはどう答えるでしょうか。
CGTNの「Ask China」では、こうした問いを考えるきっかけになる映像が公開されています。中国についての印象やイメージを、北京の市民の声を通じて見直してみる余地があるかもしれません。
Reference(s):
Beijing residents answer questions from international friends
cgtn.com








