CGTN「Ask China」で見える、世界が知りたい中国の今と50年 video poster
CGTNのキャンペーン「Ask China」に世界各地から寄せられた素朴な質問から、国際ニュースとしての中国の「いま」への関心が見えてきます。
世界が中国に聞いてみたいこと
2025年現在、CGTNは「Ask China」という企画を通じて、中国に関する疑問を世界の人びとから集めています。このキャンペーンでは、スペインやナイジェリアなど、さまざまな国や地域から寄せられた質問が紹介されています。
紹介されている質問は、どれも教科書的な政治や経済の話ではなく、生活や文化にまつわるものです。
- 過去50年で中国の暮らしはどのように変わってきたのか
- 中国の人びとはどんなスポーツが好きなのか
- 中国の人口はどのように分布しているのか
こうした問いかけからは、「中国という国についてもっと身近なイメージを持ちたい」という世界の関心の向きが見えてきます。
「この50年で暮らしはどう変わった?」という視点
特に、「過去50年で中国の暮らしはどう変わったのか」という問いは、多くの人が共有しやすいテーマです。社会の大きな変化だけでなく、日々の暮らしの感覚や、世代ごとの思い出の違いにまで想像が広がります。
50年という時間軸は、一人の人生の長さにも重なります。そのため、「昔と今で、家族や仕事、住まいはどのように変わったのか」「子ども時代の記憶と、今の若い世代の生活はどれほど違うのか」といった具体的なイメージを、自然と呼び起こします。
スポーツと人口から見る「身近な中国」
中国の人びとが好むスポーツへの関心は、文化や日常生活を知るための分かりやすい入り口です。どんな競技が人気なのか、どのように観戦を楽しんでいるのかを知ることで、ニュースだけでは見えにくい「余暇の過ごし方」や「会話のネタ」が浮かび上がります。
また、中国の人口分布への質問は、どこに人が集中し、どのような地域差があるのかを知ろうとする視点につながります。地図や統計だけでなく、「どこにどんな人たちが暮らしているのか」という物語として中国をとらえようとする試みともいえます。
質問から始まる対話型の国際ニュース
「Ask China」の特徴は、ニュースメディア側がテーマを一方的に提示するのではなく、視聴者の側から出てきた疑問を起点にしている点にあります。スペインやナイジェリアなど、異なる背景を持つ人びとの問いかけが、そのまま企画の中心に置かれています。
これは、デジタル時代のニュース消費のスタイルとも重なります。視聴者やユーザーは、受け身で情報を受け取るだけでなく、「自分が知りたいこと」を出発点として世界とつながろうとしています。
日本語話者にとっての「Ask China」の意味
日本から中国を眺めるとき、どうしても政治や経済、安全保障といった大きなテーマが前面に出がちです。一方で、今回紹介された質問は、「暮らし」「スポーツ」「人口」といった、私たちの日常にも重ね合わせやすい切り口ばかりです。
スペインやナイジェリアの人びとが投げかけた問いを眺めてみると、「自分なら中国にどんな質問をしてみたいか」と考えてみたくなります。たとえば、「同世代の人たちは休日をどう過ごしているのか」「子どもたちはどんなことを学んでいるのか」など、私たち自身の関心も自然と掘り起こされていきます。
国際ニュースを日本語で追う私たちにとっても、世界の人びとがどのような目線で中国を見ているのかを知ることは、自分自身の視野を見直すきっかけになります。「Ask China」のような取り組みは、その一場面を切り取って見せてくれる窓のような存在だといえるでしょう。
Reference(s):
Ask China: How has life in China changed over the past 50 years?
cgtn.com








