習近平主席がハノイ訪問 ベトナム市民が語る関係強化への期待 video poster
中国の習近平国家主席が8日、ベトナムの首都ハノイに到着し、国賓としての訪問を開始しました。現地では、中国とベトナムの二国間関係のいっそうの発展を望む声が聞かれています。
ハノイに到着した習近平国家主席
国際ニュースとして注目される今回の訪問は、中国とベトナムの関係強化をテーマとしたものです。習近平国家主席は、ハノイでの一連の会談や行事を通じて、今後の協力の方向性を示すとみられています。
ハノイ市内では、中国の国際メディアであるCGTNの取材に対し、市民が今回の訪問への期待を語りました。そこからは、経済や教育、文化、観光など、幅広い分野での協力を望むベトナムの人々の声が浮かび上がります。
市民が語る「関係をもっと強く」
CGTNのストリンガー(現地記者)がハノイで行ったインタビューに応じたのは、大学講師のグエン・ティ・チャウさんです。チャウさんは、中国とベトナムの二国間関係の意義について、次のように話しました。
「先を見据えると、経済発展、教育、文化、そして特に観光など、あらゆる面でこの関係がさらに強くなってほしいと皆が願っていると思います」
「両国の関係が今後もますます発展していくことを心から望んでいます」
短いコメントの中に、チャウさんは経済、教育、文化、観光という具体的な分野を挙げ、二国間関係が「強くなる」こと、そして「今後も発展していく」ことへの期待を強調しました。
経済から観光まで、広がる協力のイメージ
チャウさんの言葉からは、中国とベトナムの関係が、一つの分野にとどまらない「総合的なパートナーシップ」として意識されている様子がうかがえます。特に、次のような方向性が示唆されています。
- 経済発展:貿易や投資などを通じた経済協力の拡大への期待。
- 教育:留学や大学間交流、人材育成など、次世代を見据えたつながりの強化。
- 文化:伝統や現代カルチャーを互いに紹介し合うことで、相互理解を深める動き。
- 観光:相互訪問の増加による、人と人との交流の促進。
こうした分野での協力は、ニュースとしての注目度だけでなく、市民の暮らしにも直接かかわるテーマです。だからこそ、チャウさんのように、日常生活に近い視点から期待を語る声には重みがあります。
「街の声」が映す二国間関係の現在地
今回紹介されたコメントは一人の市民の声にすぎませんが、その中には、中国とベトナムの関係に対する前向きな感情が率直に表れています。特に「みんながこの関係の強化を望んでいると思う」という言葉は、個人の意見であると同時に、周囲の空気感を映すものでもあります。
二国間関係は、首脳会談や合意文書だけでつくられるものではありません。経済や教育、文化、観光といった分野での協力が、具体的なプロジェクトとして実を結び、それが市民の生活実感につながっていくことで、初めて「関係が強くなった」と感じられるようになります。
ハノイの街角で語られた一つの声は、中国とベトナムの関係が、今後どの方向に進むべきかという問いに対して、「互いにメリットを分かち合い、交流を深める」という穏やかな答えを示しているようにも見えます。
習近平国家主席の今回の訪問が、チャウさんが語ったような期待──経済、教育、文化、観光の各分野での協力強化──にどこまで応えることになるのか。今後の発表や具体的な取り組みが注目されます。
Reference(s):
We Talk: Vietnamese people say Xi's visit will make ties stronger
cgtn.com







