英ユースが見た中国国際消費品博覧会2025 海南の英国パビリオンを歩く video poster
2025年4月に開催された第5回中国国際消費品博覧会(CICPE)は、6日間の会期を経て4月18日に閉幕しました。英国が主賓国として参加した今回の国際イベントでは、海南大学に通う英国人学生マックス・パッシーさんが英国パビリオンを案内する動画が注目を集めています。本記事では、その内容を手がかりに、中国と英国の消費トレンドや協力の可能性を見ていきます。
第5回CICPE:国際参加と専門性が一段と拡大
第5回中国国際消費品博覧会は、6日間にわたって開催され、規模の面で過去最大を記録しました。これまでの開催回と比べて、国際的な参加と展示内容の専門性が大きく向上したとされています。2025年の国際ニュースの中でも、中国の消費市場と世界をつなぐ場として注目されたイベントです。
英国が主賓国として登場 テーマは『British Craftsmanship in Hainan』
今回のCICPEで主賓国を務めたのが英国です。英国は、海南との結びつきを打ち出したテーマ『British Craftsmanship in Hainan』のもと、1300平方メートルを超える展示エリアを展開しました。会場には、前回の約2倍となる53のブランドが集まり、英国のクラフトマンシップやライフスタイルを幅広く紹介しました。
展示内容は、ビューティーやパーソナルケア、ファッション、健康関連商品、ライフスタイルやアウトドア用品など、多様な分野にまたがっています。中国の消費者にとって、英国ブランドをまとめて体験できる貴重な機会となりました。
マックスさんが案内する英国パビリオン:5つのゾーンを体験
動画の案内役を務めるのは、海南大学に在籍する英国人学生のマックス・パッシーさんです。マックスさんは英国パビリオンの中を歩きながら、各エリアの特徴や出展者の思いを、視聴者に分かりやすく伝えています。
マックスさんが紹介した主な展示分野は、次の通りです。
- 美容・パーソナルケア:スキンケアやヘアケアなど、日常使いの製品
- 英国ファッション:デザイン性と機能性を両立した衣料品やアクセサリー
- ヘルス消費:健康志向の食品やウェルネス関連のアイテム
- ライフスタイル:住まいや日常生活を彩る雑貨やインテリア
- アウトドア・アクティビティ:屋外レジャーを楽しむための用品やサービス
各ブースでは、担当者が製品の特徴だけでなく、なぜCICPEに参加したのか、中国市場にどのような可能性を見ているのかといった点も語っています。マックスさんはそうした声を拾いながら、英国ブランドと中国の消費者が交わる現場の空気を伝えています。
現場の声から見える、中国と英国の協力のかたち
マックスさんは、ブースのスタッフに対して、博覧会での手応えや、今回の出展が中国と英国の協力にどのようにつながると考えているかを質問しています。回答はそれぞれ異なりますが、多くの出展者が、この国際イベントを通じて新たなビジネスチャンスや相互理解が生まれることを期待している様子がうかがえます。
こうした現場の会話を通じて、CICPEが単なる商品の見本市ではなく、中国と英国の企業や人々が互いを知り、次の一歩を探るための交流の場として機能していることが伝わってきます。
若い世代の目線が映し出す国際ニュース
今回の英国パビリオン紹介が特徴的なのは、外交関係や貿易統計ではなく、ひとりの学生の目線からCICPEを見つめている点です。展示品を手に取りながら率直な感想を述べ、同世代の視聴者にも伝わる言葉で質問を投げかけることで、国際ニュースとしての博覧会が、より身近な出来事として描き出されています。
グローバル志向の読者にとって、こうした現場の視点は、中国と英国の関係を数字やスローガンではなく、日々の消費やライフスタイルを通じて捉え直すヒントになります。中国国際消費品博覧会のような場で交わるブランドや人々のストーリーは、これからの中英協力やアジア全体の市場トレンドを考えるうえでも、注目しておきたい動きといえるでしょう。
これからの消費と協力をどう見るか
2025年のCICPEは、規模や参加国・地域の広がりだけでなく、若い世代が国際イベントをどのように体験し、発信していくかという点でも、一つの象徴的な出来事となりました。英国パビリオンを歩くマックスさんの姿からは、留学先である海南と出身国の英国、そして世界の消費者をつなごうとする姿勢が感じられます。
スマートフォン片手に世界のニュースを追う私たちにとっても、こうした現場の視点は、自分の消費行動や働き方、学び方を見直すきっかけになるかもしれません。中国と英国の協力の場としてのCICPEが、次回以降どのように発展していくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
British youth explores CICPE: Visit the UK pavilion at the 2025 CICPE
cgtn.com








