ブルガリアの若者が見た第4回 China-CEEC Expo 未来への新しいビジョン video poster
中国と中東欧の協力関係に焦点を当てた第4回 China-CEEC Expo が、中国東部・浙江省寧波市で今年5月22日から25日まで開催されました。会場には14の中東欧諸国に加え、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど9カ国の出展者が集まり、New Visions for the Future(未来への新しいビジョン)を掲げて交流が行われました。
その会場を、ブルガリア出身の若い女性ベティジェ・オスマノヴァ・アコヴァさんが歩きながら、各国の出展者と対話し、中東欧諸国が博覧会をどう体験しているのか、そして今後の中国-中東欧協力にどのような期待を抱いているのかを聞き出しました。
第4回 China-CEEC Expoとは
China-CEEC Expo(中国-中東欧博覧会)は、その名のとおり中国と中東欧諸国の協力や交流をテーマにしたイベントです。第4回となる今回は、寧波市での開催となり、国際ニュースとしても注目されました。
テーマは New Visions for the Future。中国と中東欧を含むヨーロッパ各国が、これからのつながりやビジネス、文化交流のあり方について新しいイメージを共有する場となっています。
- 開催地:中国東部・浙江省寧波市
- 会期:5月22日〜25日
- 参加:中東欧14カ国の出展者
- その他:英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど9カ国の出展者も参加
ブルガリアの若者が歩いた会場
ベティジェさんは、ブルガリアの若い世代を代表する一人として、会場内でさまざまな国のブースを訪れました。中東欧諸国の出展者だけでなく、英国やフランスなど他のヨーロッパ諸国の担当者とも言葉を交わしながら、それぞれがこの博覧会に参加して感じたことや、中国との連携にどのような可能性を見ているのかを丁寧に聞き取っていきました。
彼女の関心は、とくに次の2点に向けられていました。
- 各国の出展者が、このイベントを通じてどのような経験を得ているのか
- 今後の中国-中東欧協力や交流の深化に、どのような期待を抱いているのか
会場でのこうした対話は、ニュース記事や統計だけでは見えにくい現場の空気を伝えるものです。ブースに立つ出展者一人ひとりの声を通じて、中東欧と中国の関係が具体的にどのように動いているのかが、若者の視点から浮かび上がっていきます。
なぜ若者の視点が国際協力に効くのか
今回のように、若い世代が国際イベントの現場を歩き、参加者に直接話を聞くことには大きな意味があります。政府間の合意や経済協定だけでは見えない、人と人とのつながりや価値観の違い・共通点が見えてくるからです。
とくに20〜30代の世代は、SNSやオンラインメディアを通じて国境を越えて情報を共有することに慣れています。ベティジェさんのような若者が、中国と中東欧の協力を自分ごととして理解し、発信していくことは、将来のビジネスや文化交流、留学や観光など、さまざまな分野でのつながりに影響を与えていく可能性があります。
日本からこの動きをどう読むか
日本にいる私たちにとって、中国-中東欧博覧会やブルガリアの若者の視点は、一見すると遠い話に感じられるかもしれません。しかし、ヨーロッパとアジアのあいだで進む対話と協力の動きは、国際ニュースや経済の流れを理解するうえで無視できない要素になりつつあります。
日本企業や日本の若者も、国際展示会や交流プログラムを通じて、似たような経験を重ねています。だからこそ、寧波での対話の様子を丁寧に追うことは、もし自分がそこにいたら、何を聞き、何を感じるだろうかと想像するきっかけにもなります。
国や地域の立場を超えて、世代や個人のレベルでどのようなやり取りが生まれているのか。その一つの断面として、ベティジェさんが歩いた第4回 China-CEEC Expo の会場は、これからの国際社会を考えるヒントを与えてくれます。
Reference(s):
cgtn.com








