戦争勝利80年、ペルーの若者が見た「歴史を忘れない中国」と平和へのメッセージ video poster
中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から今年で80年。ペルー出身の大学生アンナ・パウラ・ペラルタ・レジェスさんは、この節目の年に「歴史を忘れないこと」が平和な未来をつくる鍵だと語ります。中国で学び、再訪した経験から見えたものとは何でしょうか。
80年目の節目と、過去を学ぶ意味
今年は、中国人民の抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利から80周年に当たります。この節目の年に、戦争の記憶をどう伝え、どう次の世代につなぐのかが改めて問われています。
アンナさんは、この歴史に強い関心を持ち、中国の歩みを学び続けてきた一人です。彼女は「過去を理解することで、この国が成し遂げたすべてを、もっと深く味わえるようになりました」と話します。
ペルーで中国語を学び、中国の大学へ
アンナ・パウラ・ペラルタ・レジェスさんは、ペルーのリマ大学でコミュニケーションを専攻する学生です。幼い頃から11年間、ペルーにある中国の学校で学び、その後、中国の吉林大学で学び続けています。
長年にわたる中国語教育を通じて、中国の歴史や文化に強い親しみを抱くようになったといいます。教室で学んだ知識だけでなく、実際に中国で生活し学ぶことで、その理解をさらに深めてきました。
今年8月に再訪した中国で見たもの
今年8月、アンナさんは再び中国を訪れました。彼女の目に飛び込んできたのは、高速鉄道が走る広大なネットワーク、活気に満ちた大都市、そして最先端のテクノロジーが息づく社会の姿でした。
アンナさんは、現代のダイナミックな光景の背後に、過去の苦難と努力の積み重ねを重ね合わせます。「歴史を忘れずに前へ進む国こそ、私たちの模範です」と語り、中国の歩みから多くを学んでいるといいます。
若い世代がつなぐ歴史と未来
80周年の節目にあたり、アンナさんはメッセージ動画を録画し、中国の経験が世界に示す意味を語りました。彼女は、中国の例は「強い決意があれば、どんな困難も乗り越えることができる」ことを教えてくれると強調します。
同時に、彼女は国や地域を超えて、より明るく平和な未来を共につくっていきたいと呼びかけます。過去の戦争の記憶を共有し、その教訓を学び合うことが、対立ではなく協力へと向かう土台になるという視点です。
私たちへの問いかけ
アンナさんの歩みや言葉からは、次のような問いかけが浮かび上がります。
- 歴史を知ることは、いま目の前にある発展や日常をどう変えて見せてくれるのか。
- 異なる国や文化で学ぶ若者は、どのようにして過去と未来をつなぐ架け橋になれるのか。
- 戦争の記憶を受け継ぐことは、今日の平和を守るためにどんな意味を持つのか。
国際ニュースがスマートフォンから瞬時に届く時代だからこそ、一人ひとりが歴史に向き合う姿勢が問われています。ペルーの一人の学生が中国で見た「歴史を忘れない力」は、遠く離れた私たちにとっても、自分自身と社会を見つめ直すきっかけになりそうです。
Reference(s):
Peruvian youth calls to remember history and create a peaceful future
cgtn.com








