スーダン・ダルフールで大規模地滑り 村が壊滅し1000人超死亡か video poster
スーダン・ダルフール地域のマラ山地で大規模な地滑りが発生し、少なくとも1,000人が死亡、ひとつの村が丸ごと土砂にのみ込まれたと伝えられています。大雨と洪水が引き金となったこの自然災害は、遠く離れた私たちにとっても、気候や災害リスクについて考え直すきっかけになりそうです。
何が起きたのか
報道によると、スーダンのダルフール地域にあるマラ山地で地滑りが発生し、少なくとも1,000人が犠牲になりました。被害は一つの村全体に及び、家屋や道路が土砂と泥に埋もれたとされています。
この地滑りは、激しい降雨と洪水に続いて起きたもので、雨水と泥が一気に斜面を流れ落ち、住民が自宅にいるままのみ込まれたとみられています。
現地コミュニティが続ける捜索と弔い
周辺のコミュニティの人びとは、自ら重機や道具を持ち寄り、行方不明者の捜索と遺体の収容に当たっています。遺体を家族のもとに戻し、きちんと埋葬することが、被災地で最優先の課題になっています。
インフラが限られた地域では、公的な救助隊だけに頼ることが難しく、近隣住民どうしの助け合いが生死を分けることも少なくありません。今回も、村を失った人びとの悲しみを、周囲のコミュニティが分かち合いながら支えています。
映像が伝える被害の規模
地滑りの発生後、その惨状を映した映像が共有され、山肌が大きくえぐられ、家屋が跡形もなく流されている様子が映し出されています。画面からは、村全体が一瞬で失われたことが伝わってきます。
映像は、現地で起きていることを世界に伝える数少ない手段でもあります。インターネットを通じて被害の規模が共有されることで、遠く離れた地域からも支援や連帯の声が届く可能性があります。
地滑りという災害の怖さ
地滑りは、大雨や地震などがきっかけとなり、斜面の土や岩が一気に崩れ落ちる現象です。短時間で集中的に雨が降ると、地面が水を含み、土砂が自重を支えきれなくなることで発生しやすくなります。
住宅地が山の斜面や谷筋に近い場所にある場合、今回のスーダンのように、住民が自宅にいる時間帯に突然被害を受けることもあります。警報や避難路の整備が不十分な地域では、一度災害が起きると被害が非常に大きくなりがちです。
遠く離れた私たちにできること
アフリカで起きる災害は、日本にいる私たちには距離的にも心理的にも遠く感じられがちです。しかし、気候の変化や極端な雨による災害リスクの高まりは、世界各地で共通の課題になっています。
- 報じられにくい地域のニュースにも関心を向けること
- 災害に弱い地域の現状を知り、自国の防災を見直すきっかけにすること
- SNSで信頼できる情報や解説を共有し、関心の輪を広げること
ダルフールのマラ山地で起きた今回の地滑りは、多くの命と暮らしを奪いました。その重さを受け止めつつ、私たち自身の足元のリスクや、国境を越えた支え合いのあり方を静かに考えてみたいところです。
Reference(s):
Landslide in Sudan kills over 1,000, wiping out entire village
cgtn.com







