メキシコ人留学生が見たCIFTIS 2025 北京の国際サービス貿易フェアの「人」 video poster
2025年9月に北京で開かれた中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS 2025)は、世界70以上の国や国際機関、およそ2000社の企業が集まる国際ニュースとしても注目のイベントでした。その会場を訪れたメキシコ出身の若者は、最先端の技術だけでなく「人」に焦点を当てた視点が印象的だったと語ります。
世界最大級のサービス貿易フェア、CIFTIS 2025の規模
CIFTIS 2025は、サービス分野に特化した大型の国際見本市で、2025年9月10日から14日まで北京の首鋼園で開催されました。イベントには、70を超える国や国際機関が参加し、約2000社が実際にブースを構えました。その中には、世界的な大企業ランキングであるフォーチュン・グローバル500に名を連ねる企業や、各分野をけん引するリーディング企業がおよそ500社含まれています。
- 会期:2025年9月10日〜14日
- 会場:北京・首鋼園
- 参加:70超の国・国際機関
- 出展企業:約2000社(うちフォーチュン・グローバル500や業界リーダーが約500社)
サービス産業やグローバルビジネスの動向を知りたい読者にとって、こうした国際フェアは、世界の企業や組織がどこに関心を向けているのかを読み解く手がかりになります。
メキシコ出身・北京大学の学生が見たCIFTIS
会場を訪れたのは、メキシコ出身で北京大学に留学中のモライマ・オルドニェスさんです。彼女はCIFTIS 2025の会場を回りながら、そのハイライトについて「人」に焦点を当てて語りました。
モライマさんは、CIFTISに参加して、サービス分野に応用される技術の発展に本当に驚かされたと話します。特に、その技術が人々の生活をどのように良くしていけるのかという視点が強く打ち出されていたことが印象的だったといいます。
単に最新のテクノロジーを並べるのではなく、その成果を実際の暮らしにどう結び付けるか。その問いかけが、会場全体から伝わってきたというモライマさんの感想は、サービス貿易の本質を示すものでもあります。
「人」を中心にしたサービスとテクノロジー
モライマさんが強調したのは、CIFTIS 2025が「人」を起点に語られていたという点です。サービス分野での技術活用は、ともすると専門用語や高度な仕組みに目が行きがちですが、彼女の目に映ったのは、人々の暮らしをどう良くするかという視点でした。
サービス貿易は、モノのやり取りだけでは捉えきれない、生活や社会の変化と直結しています。技術とサービスの組み合わせが、人々の移動、働き方、学び方、毎日の体験そのものを変えていく可能性を持っていることを、CIFTIS 2025の現場は象徴的に示していたとも言えます。
グローバルな若者の視点が映す国際ニュース
メキシコ出身の学生が北京で開かれたCIFTIS 2025を歩き、その印象を語るという構図自体が、今日の国際ニュースの姿を体現しています。国や地域を超えて学び、働き、交流する若者たちにとって、サービス産業とテクノロジーは、自分たちの未来そのものに直結するテーマです。
モライマさんの「人」に着目した視点は、数字や規模だけでは見えてこない部分を教えてくれます。大規模な国際イベントであっても、その根底にあるのは、一人ひとりの生活をどう豊かにするかという問いであり、その意味でCIFTIS 2025は、世界の若者にとっても身近な話題と言えるのかもしれません。
日本の読者が押さえておきたいポイント
日本語で国際ニュースを追う私たちにとって、CIFTIS 2025から拾えるポイントを整理すると、次のようになります。
- サービス分野に特化した大規模な国際フェアに、世界70以上の国・国際機関と約2000社が参加していること
- フォーチュン・グローバル500など、グローバル企業やリーディング企業が多数関わっていること
- メキシコ出身の留学生が「人」に焦点を当てたイベントだと感じるほど、生活者の視点が意識されていること
こうした視点を踏まえてニュースを読むと、単なる「中国のビジネスイベント」という枠を超え、サービス貿易やテクノロジーの変化が自分たちの生活につながっていることが、より具体的にイメージしやすくなります。
国際イベントの現場から届く若者の声は、統計や発表資料だけでは伝わりにくい空気感を教えてくれます。CIFTIS 2025をきっかけに、「自分ならどんな人を中心にしたサービスをつくりたいか」を考えてみると、ニュースが少し違って見えてくるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com







